北朝鮮、「新型戦術誘導兵器」試射 核戦力を強化=KCNA

北朝鮮、「新型戦術誘導兵器」試射 核戦力を強化=KCNA

https://mb.epochtimes.jp/2022/04/104673.html

[ソウル 17日 ロイター] – 北朝鮮朝鮮中央通信(KCNA)は17日、核戦力強化を目的とした新型戦術誘導兵器の発射実験を、金正恩朝鮮労働党総書記立ち会いの下で実施したと報じた。
韓国軍合同参謀本部は同日、北朝鮮が16日午後6時ごろに東部の咸興付近から東方の海に向けて飛翔体2発を発射したと発表。最大速度マッハ4で約110キロ飛行し、高度は25キロだったとした。
KCNAは、新型戦術誘導兵器システムが「長距離砲兵部隊の能力を飛躍的に向上させ、戦術核運用の効率を高める上で大きな意味を持つ」と伝えた。
また、視察した金総書記が「防衛力と核戦力のさらなる増強について重要な指示」を出したとしている。
実験がいつ行われたかは明らかにしていないが、北朝鮮メディアは通常、指導者の動静を翌日に報道している。

カーネギー国際平和財団のアンキット・パンダ上級研究員は、今回の実験で使用されたのはおそらく短距離弾道ミサイルで、同国初の戦術核兵器発射システムの可能性が高いとの見方を示した。
アメリカ安全保障センターの北朝鮮専門家、ドゥヨン・キム氏は実験のタイミングについて、予定される米韓合同軍事演習に抗議する狙いもあるかもしれないと指摘した。
韓国に駐留する米軍第2歩兵師団は16日、多連装ロケット弾発射システムの試射を行う写真を公表し、「韓米同盟を支える態勢を確実に維持」するためと交流サイト(SNS)に投稿していた。演習がいつ実施されたかは不明。
北朝鮮は先月24日、2017年以来となる大陸間弾道ミサイルICBM)の発射実験を実施。米国と韓国の当局者によると、間もなく核実験を再開する兆候も見られるという。



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【感想】

自国民が飢えようが死のうが、お構いなくGDP比24%の軍事費を投入する狂気の隣国が、また兵器の技術を向上させた。気狂いに刃物と言うが、金正恩に核ミサイルはもっと怖い。こんな時に敵基地攻撃能力の言葉の問題で国会が揉めていてどうするのかとも言えるが、とにかく多数が納得する言葉に早く変えて、抑止力になる法律を早く制定して欲しい。核共有の議論も始めるべきであるが、仮に核共有となっても独自核ほどの抑止力にはならないことを認識しておくべきである。




by ロード



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