中国有名投資家「国民の不満が最高潮に」当局のコロナ対策猛批判

中国有名投資家「国民の不満が最高潮に」当局のコロナ対策猛批判

https://mb.epochtimes.jp/2022/05/105276.html

アジア最大級の資産運用会社「PAG(太平連盟投資集団)」の単偉建会長は、中国のゼロコロナ政策が経済に壊滅的な打撃を与えたと、猛批判したことを英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。
FTによると、単氏はマネージャーとの会議映像の中で「中国の厳しいゼロコロナ政策により、中国経済は現在、過去30年間で最悪の状態にある。半分マヒしている」と話したという。
同氏はまた、「中国株式市場に対する市場の情熱は、過去30年間で最低基準に達している。いっぽう、中国国民の不満は過去30年間で最高に達している」
「PAGはすでに中国離れしたし、中国向け投資に対しても極めて慎重になっている」と指摘した。
単氏は中国電子商取引(EC)最大手、アリババ集団の独立取締役および監査委員会の委員も務めている。
ロックダウン(都市封鎖)など、厳しい行動制限を強制する「中国のゼロコロナ」対策により、中国経済の三大柱である「投資、輸出、消費」はともに停滞。失業率が上昇している。
中国政府は今年の経済成長率目標を「5.5%前後」に設定したが、国際通貨基金IMF)は1月に昨年10月の予測値(5.6%)から0.8ポイントの下方修正した。







【感想】

1980年代の中国はブリキのおもちゃを作っても「安かろう悪かろう」と侮られていたが、1990年代になると中国製品が市場に溢れるようになってきた。2008年の北京オリンピックでピークに達するとアメリカと覇権を争う野望をあらわにするようになった。中国の体制的なほころびが出ては応急処置を繰り返しているが、中でも「ゼロコロナ対策」は最悪で、民心の離反を加速させた。人民はいろいろ我慢を強いられるるが、飢餓を強制されては我慢も限界になる。外からはロシアに頼られ、内からは不満に突き上げられ、中国は八方塞がりになって行き、最後に大博打を打って、敗れれば世界もろとも道連れに、なんて考えられたらたまらない。




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