ウクライナの砲弾不足鮮明に 東部苦戦の主因と米側分析 

https://www.sankei.com/article/20220614-HLMKWKXJBNPY7C7PEO7S7WKSWU/

【ワシントン=渡辺浩生】ウクライナ軍が東部ドンバス地域(ルガンスク・ドネツク両州)の戦闘で大砲などの火力で露軍との圧倒的な差に直面し、死傷者増加など苦戦の主因となっているとの分析を米紙や専門家が相次ぎ示している。15日、ベルギーで米国は北大西洋条約機構NATO)などの同盟諸国と対応を協議するが、西側がより多くの重火器を迅速に投入できなければ、ウクライナが東部でさらに苦境に陥る危険も指摘されている。

13日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルはウクライナ軍の試算として、同軍の大砲1発に対し露軍は10~20発を有し、量的に圧倒していると伝えた。ウクライナ側の兵力の消耗も進み、死者は連日100~200人、負傷者はその約5倍に上るとみられる。
ウクライナ当局者は同紙に「西側の兵器供給の大増強がなければ、露軍は現状の進行速度で8月か9月までにドンバス全域を取るだろう」との見方を示した。
11日付米紙ワシントン・ポストは、ウクライナ側は装備の大部分を占める旧ソ連製の弾薬をほぼ使い果たし、それを補充してきた東欧諸国も余剰がなくなってきた、とするウクライナの軍事顧問の見方を伝えた。

(以降、URL参照)








【感想】

「タマに撃つ タマがないのが タマに傷」という自衛隊川柳があるが、全く笑えない。ウクライナ軍も自衛隊も、仮にどんなに立派な武器があったとしても、弾薬がなければ宝の持ち腐れとなる。1980年代にソ連アフガニスタンに侵攻して国力を消耗させたが、ロシアはウクライナ戦争で体力を浪費させる。全体主義陣営の中で益々中国の発言力が強くなる。




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