トルコがフィンランド、スウェーデンNATO加盟支持で合意 反対から一転

https://www.sankei.com/article/20220629-DZLHUW5BIZNZPKU3LJNXIRKXK4/

マドリード=板東和正】北大西洋条約機構NATO)のストルテンベルグ事務総長は28日、スペインのマドリードで記者会見し、トルコが北欧フィンランドスウェーデンの加盟を支持することで合意したと発表した。加盟に反対していたトルコが賛成に転じたことで、北欧2カ国の加盟の実現はほぼ確実となった。北欧2カ国の加盟により、NATOバルト海における防衛能力を飛躍的に高める見通しだ。
トルコのエルドアン大統領と北欧2カ国の首脳は28日に会談し、加盟をめぐる問題について協議。ストルテンベルグ氏は会談後の会見で「フィンランドスウェーデンNATO加盟への道を開く合意が成立した」と表明した。

ウクライナに侵攻したロシアの脅威が高まる中、軍事的中立を掲げてきた北欧2カ国は安全保障政策を見直し、5月にNATOの加盟を申請した。トルコは北欧2カ国がトルコの少数民族クルド人の非合法武装組織「クルド労働者党」(PKK)など「テロ組織」に資金・武器を供与しているなどとして加盟に反対。NATO加盟には、加盟30カ国全ての同意が必要なため、北欧2カ国の加盟に向けた手続きが停滞していた。
北欧2カ国のNATO入りに反対する他の加盟国はないことから、英BBC放送は「(トルコの合意によって)最大の障害が取り除かれた」と報道。加盟国は29日から実質的な議論が始まるNATO首脳会議で北欧2カ国の加盟を歓迎し、加盟承認に向けた手続きに移行するとみられる。

(以降、URL参照)








【感想】

外交と軍事は一体化している。戦争の前哨戦が外交交渉である。ロシアを抑え込もうとする勢力が、トルコ・フィンランドスウェーデンを合意させた。ヨーロッパが和平に向かえば、益々東アジアの注目が高まる。中国共産党は台湾侵攻をするために、始めに尖閣に上陸し、日本に最初の一発を撃たせて、台湾の要請で台湾と協力して、日本に対抗し、結果的に台湾を飲み込むシナリオを検討しているという。日本に具体的な対抗策はあるのだろうか。




by ロード



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