米国、ウクライナに高性能防空システム供与へ 1千億円の追加軍事支援

https://www.sankei.com/article/20220702-FR7IR7OIWZNR3CZCFQAGYU7PMQ/

【ワシントン支局】米国防総省は1日、ウクライナに対し、高性能の防空ミサイルシステム2基を含む8億2千万ドル(約1110億円)の追加軍事支援を行うと発表した。米国とノルウェーが共同開発し、首都ワシントンの防空にも使用されている「国家高度地対空ミサイルシステム(NASAMS)」で、国防総省高官は、ウクライナの防空システムが「旧ソ連型から移行を始める」と強調した。
追加支援には、高機動ロケット砲システム「HIMARS=ハイマース」の弾体や、155ミリ榴弾(りゅうだん)砲の砲弾最大15万発、対砲レーダー4基が含まれる。ウクライナへの軍事支援は、ロシアの侵攻開始から累計69億ドル(約9330億円)になったという。

NASAMSは、中距離空対空ミサイルAMRAAMの地上発射型で、米CNNテレビ(電子版)によると、射程は160キロ以上。米メディアは供与までに「数週間から数カ月」かかり、さらに実戦配備までにウクライナ側の訓練が必要になるとしている。

同国のゼレンスキー大統領は6月29日、スペインで開かれた北大西洋条約機構NATO)首脳会議のオンライン演説で、「最新のミサイルと防空システム」の供与を訴えていた。








【感想】

長期化必至のウクライナ戦争で喜ぶ者は軍産複合体だけであろう。ロシアが東部地域を押さえた形で停戦する公算が高い。それまでに、武器を売って、配備しておきたい思惑が見える。ウクライナ戦争は地球の裏側であるが、一歩間違えば、第三次世界大戦を引き起こす可能性すらある。参院選での取り扱われ方が小さくて不満である。




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