国連安保理閣僚級会合、核使用言及の露に非難集中

https://www.sankei.com/article/20220923-5PCIL5GQNNPK5J255TLOM7MITI/

【ニューヨーク=平田雄介】国連安全保障理事会は22日、ロシアのウクライナ侵攻をめぐり閣僚級会合を開いた。会合では、プーチン露政権が30万人規模の予備役を動員し、占領下のウクライナ4州で露編入を問う「住民投票」を行うと発表したことや、ロシアが核兵器の使用を示唆したことへの非難が続出した。
グテレス国連事務総長は情勢報告で「核紛争の考えは全く受け入れられない」と表明した上で「住民投票と称する行為の実施計画を深く懸念する。武力行使による他国の領土の併合は国連憲章国際法に違反する」と明確に指摘した。

ノルウェーのストーレ首相は「国連憲章が明瞭に示す、ルールに基づく国際秩序が攻撃を受けている」と指摘し、プーチン露大統領が主張する「ロシアに対する軍事的脅威」は存在せず、「露軍を大規模動員する正当な理由は何もない」と強調した。
ラブロフ露外相は会合に遅れて出席し「ウクライナのネオナチ政権はロシア人とロシア語を話す人々の権利を踏みにじっている。彼らを保護するための特別軍事作戦の実施は不可避だ」などと持論を展開し、演説が終わると退席した。

(以降、URL参照)








【感想】

国連安保理がまともに機能していない。これは国連の責任というよりも、そもそも国連という存在自体が、核保有国の常任理事国による侵攻や核恫喝を想定していないことにある。軍事力のない国が世界をリードすることは不可能である。長谷川幸洋氏の分析では、プーチンの負けは確定しつつあり、プーチン後のロシアの政権が習近平につくか、それとも新米政権となるかの駆け引きが始まっている。習近平としてはロシアが新米政権となることだけは阻止したいと思っている。プーチンは追い詰められたとしても、核を使えば何のメリットもない。とにかく全てにおいて動きが激し過ぎて、目が回りそうだ。




by ロード



クリックして応援してね。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
にほんブログ村