北朝鮮がまた短距離弾道ミサイル、1週間に異例の4回…日米韓連携を牽制

https://www.sankei.com/article/20221001-SABZQM23QZJYXADARZI2UMGSVQ/

北朝鮮は1日朝、日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射した。日本政府と韓国軍が発表した。2発とも日本の排他的経済水域EEZ)の外側に落下したもようだ。北朝鮮は9月25、28、29日と短距離弾道ミサイルを立て続けに発射。1週間に4回という異例の頻度で、共同訓練などで対北連携を強める日米韓を牽制(けんせい)している。
北朝鮮によるミサイル発射は巡航ミサイルを含め、今年22回目。韓国軍によると、1日の2発は平壌郊外の順安(スナン)付近から午前6時45分~7時3分ごろ(日本時間同)にかけて発射。高度は約30キロに達し、350キロ余り飛翔(ひしょう)したとしている。速度は音速の6倍に当たるマッハ6と探知された。

一方、井野俊郎防衛副大臣によると、日本の分析では最高高度はいずれも50キロ程度。1発目は午前6時42分ごろに発射され、飛距離約400キロ、2発目は6時58分ごろの発射で約350キロ飛翔した。2発とも北朝鮮東岸付近に落下したと推定される。迎撃が難しい、通常より低い高度で変則軌道を描いた可能性がある。
北朝鮮弾道ミサイル発射は国連安全保障理事会決議に違反しており、日本政府は北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に抗議した。井野氏は「わが国や地域、国際社会の平和と安全を脅かすもので、断じて容認できない」と批判した。

米韓は米国による対北拡大抑止の強化を掲げ、9月26~29日に日本海米原子力空母「ロナルド・レーガン」を投入した大規模演習を実施。30日には、日本も加わり北朝鮮の潜水艦や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)への対応を想定した共同訓練を約5年ぶりに行った。北朝鮮には、対北連携を強める日米韓に対抗する狙いがあるとみられる。(市岡豊大、ソウル 桜井紀雄)








【感想】

いかに日米韓の連携と演習に対抗するためとはいえ、週4回は多過ぎる。世界の注目がウクライナや台湾に集まっているので、朝鮮半島でロシア兵器の代理実験でもしているのだろうか。今後、核実験や変則軌道ミサイルやSLBMなど、日本にとって深刻な脅威となる。以前に比べると摂理的に朝鮮半島は中心から遠ざかってしまったが、お父様の血と汗と涙の染み込んだ地であることは間違いない。戦地となって焦土にさせないために、何とかしたいものである。




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