従業員「多数逃亡」のiPhone工場…河南省と連携し党員や元軍人を動員

https://mb.epochtimes.jp/2022/11/125550.html

iPhoneの受託製造を引き受ける台湾の電子機器受託製造大手・富士康科技集団(フォックスコン)の従業員数万人が先月、中国の非人道的なコロナ政策を理由に、河南省鄭州工場から逃げ出した。こうしたなか中国当局は、中国共産党員や元軍人を動員し、労働力不足問題の解決を図ろうとしている。
米紙ニューヨーク・タイムズによれば、中央政府河南省、省地方政府が協力して、年末年始の供給遅れを避けるためにフォックスコンの従業員を募集して生産を集約させているという。同社は世界のiPhoneの7割を出荷しており、その大半が鄭州の工場で製造されている。









【感想】

以前、石平氏が現代でも中国の田舎では「械闘」という風習が残っていて、村と村が、氏族と氏族が、棒や鍬を手に命懸けのケンカをすると語っていた。フォックスコンでの暴動も激しさは械闘であった。ただ天安門や香港のような自由を求めて政治的な主張から争いになったわけではなく、個人の生活や約束違反に対する鬱憤が爆発した形で暴動となった。これが二代王様が語られるような核戦争による世界大戦を防ぐ中国内戦になるようなパワーは感じられないが、不満のはけ口のない中国人民の共産党支配への抵抗であることは間違いない。こうした暴動を通して、中国の支配体制に地殻変動が生じることを願っている。




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