北のミサイル発射 1年で計37回弾道弾約70発 来年へ軍事行動継続誇示

https://www.sankei.com/article/20221231-PWEOTAW4F5PILILCS2GVNBWDVU/

北朝鮮は31日午前8時~同15分ごろ(日本時間同)、平壌南方の黄海北道(ファンヘブクト)中和(チュンファ)付近から日本海に短距離弾道ミサイル3発を発射した。韓国軍が発表した。日本の防衛省によると、いずれも最高高度約100キロで約350キロ飛翔(ひしょう)し、日本の排他的経済水域EEZ)外に落下したと推定される。北朝鮮によるミサイル発射は12月23日以来で今年37回目。北朝鮮は今回の3発を含め、1年間で過去最多となる約70発の弾道ミサイルを発射した。

液体燃料型に比べて迅速な発射が可能な固体燃料型ミサイルを移動式発射台で打ち上げたと分析されている。韓国は12月30日、固体燃料ロケットの2回目の打ち上げ実験に成功したと発表している。北朝鮮がこれに対抗し、即座の発射に対応できる能力をアピールしようとした可能性がある。
北朝鮮メディアは31日、2023年の朝鮮労働党や国家の政策を討議する党中央委員会拡大総会の5日目の会議と党最高幹部による政治局会議が30日に開かれ、総会の決定書の草案が決まったと伝えた。31日に決定書を採択し、金正恩キム・ジョンウン)総書記の演説を報じる形で1月1日に新年の方針を公表するとみられている。

金氏は会議2日目に国防力強化の新たな目標を示したとしており、22年最後の日まで軍事的行動を続けることで、23年も核・ミサイル開発を加速させる姿勢を内外に誇示する狙いがありそうだ。北朝鮮は12月26日に無人機5機を韓国領空に侵入させるなど、軍事的挑発を繰り返してきた。

今回の発射を受け、日本政府は北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に厳重に抗議した。米インド太平洋軍は発射を非難する声明を出し、「日韓の防衛への米国の関与は鉄壁だ」と強調した。(ソウル 桜井紀雄、ワシントン 坂本一之)










【感想】

北朝鮮はミサイルの販売展示場であり、さながらショーウインドウである。仮に北朝鮮が核ミサイルを発射すれば、即日で金正恩もろとも北朝鮮は地図上から消滅する。核ミサイルでなくとも小競り合いを越えて第二次朝鮮戦争が始まる規模の攻撃を開始すると斬首作戦の引き金となり、特殊部隊の急襲による金正恩の殺害もしくは、地中貫通爆弾バンカーバスターステルス爆撃機から投下されて、平壌の地下司令部が破壊される。北朝鮮が中露と仲違いする可能性すらあり、東アジアを覆う暗雲に備えて、まずは防衛力の強化が肝要である。




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