プーチン氏、第二次大戦なぞらえ侵略正当化 「独戦車再び脅威」

https://www.sankei.com/article/20230203-YKBD7RT3GRI6TKYCQYKSIXM4FY/

ロシアのプーチン大統領は2日、露南西部ボルゴグラード(旧スターリングラード)で演説し、ドイツが決定したウクライナへの戦車供与について「十字が描かれたドイツの戦車がロシアを再び脅かすとは信じがたいが、事実だ」と述べた。「ナチズム思想が現代もロシアの安全保障を脅かしている」とも主張し、ウクライナ侵略を第二次世界大戦の対ナチス・ドイツ戦になぞらえて正当化した。
演説は第二次世界大戦中の激戦「スターリングラード攻防戦」の戦勝80周年を記念する式典で行われた。

ロシアでは第二次大戦の独ソ戦での勝利は国民統合の象徴とされてきた。プーチン氏は、ウクライナ侵略も同様の「祖国防衛戦争」だと位置付け、国民の戦意高揚を図ったとみられる。
プーチン氏は昨年2月24日の演説でも、ウクライナを「ナチ国家」だと一方的に断じた上で、同国の「非ナチス化」などを掲げて軍事作戦の開始を宣言した。

(以降、URL参照)








【感想】

ドイツ製の戦車提供が戦況に大きな影響を与えるか分からない。プーチンは戦車戦を現代戦とは別物と言及し、別の対抗手段を明言し、暗に核兵器をほのめかして西側を威嚇した。戦車は、たとえスペックが高くても、それを扱う要員の練度が低ければ性能を発揮できない。兵隊の訓練は必須のため、秋からの戦闘ならともかく、雪解け直後の春には、戦車の連係は困難となり、戦況への影響は限定的となるであろう。




by ロード



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