米韓軍事訓練「ビジラント・エース」の解説
【DHC】12/6(水) 藤井厳喜・井上和彦・居島一平【虎ノ門ニュース】
(その1)
開始後36分〜40分
【内容】
史上最大規模の米韓軍事訓練「ビジラント・エース」を8日までの予定で開始した。航空機230機が参加し、北朝鮮の弾道ミサイル移動式発射台や南北軍事境界線付近の野砲やロケット砲の破壊手順の確認を目的とする。随分具体的ですね。韓国にとっての最大の脅威は短距離弾道ミサイルと北側国境付近に並ぶ8千〜1万本の長射程砲である。人口の4分の1が集中するソウル近郊は国境から40kmの近さで、仁川空港・金浦空港もソウルに隣接している。ここが攻撃されると政治・経済・交通が遮断される。米韓軍は並んでいる砲と指揮命令系統を最初に潰す。もし北から一斉射・二斉射・三斉射されると、短時間に約3万発の弾が飛んでくる。米韓軍がソウルを守ろうとすると先制攻撃でないと難しくなる。日本にも複数の中距離弾道ミサイルが飛んで来て、国内はパニックになる。なお、この訓練期間中に北朝鮮から攻撃を仕掛けてくることはない。
【感想】
生々しいほど具体的な軍事訓練である。F22ラプター6機が参加し、1千発の巡行ミサイルのシミュレーションと230機の航空機による先制攻撃手順の最終確認である。別の報道では在韓米国人退避訓練に関して取り上げられていた。年末から年始にかけて半島危機は極限的なピークを迎えることになる。
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