カタルーニャ語を除去して自治権剥奪
【DHC】11/15(水) 藤井厳喜・井上和彦・居島一平【虎ノ門ニュース】
(その2)
開始後35分〜40分
【内容】
スペインからのカタルーニャ独立問題全体に誤解がある。カタルーニャ地方が憲法を無視して勝手に独立宣言したからトラブルになったと思われているが、実はラホイ政権が中央集権化を進めたから寝た子を起こした。それまでは、カタルーニャにおける独立支持派は20%だった。フランコの独裁後に、社会民主党となり、カタルーニャでは、事実上、スペイン語(カスティリア語)とカタルーニャ語のバイリンガル教育をしていた。カタルーニャではスペイン語も教えていたのに、ラホイ政権がカタルーニャ語を取り上げようとした。経済的にも繁栄していて中央政権に貢献していた。ラホイ政権が仕掛けて追い込んで、地元の人たちが反発して窮鼠猫を噛むで、カタルーニャで突然、筋の通った独立支持派が急増した。スペインのデモクラシーをラホイが否定している。
【感想】
グローバリズムVSナショナリズムの対立が、地方でも湧き起こっている。ブレグジット(欧州連合からのイギリス脱退)・カタルーニャ・クルド・ロヒンギャなどが、その例である。グローバリストはオールドメディア(新聞・テレビ)を支配しているので、正しい情報は、ニューメディア(ネットテレビなど)からしか入手できない。
カタルーニャ問題の本質はカタルーニャ地方の主体性に直結する言葉の問題であり、自治権剥奪という圧政による少数民族への迫害抑圧である。ロシアの関与に関しては、大したロビー活動でもなく、トランプ大統領のロシアゲートと無理矢理結び付けようとした印象操作によるフェイクニュースである。
by ロード
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