永田教授の論考を読み、我が家の歩みを振り返る

信仰歴45年の大先輩にあたる永田正治教授の論考と問題提起を読みながら、我が家がサンクチュアリに来た頃を思い出しました。


https://nqj17437.wordpress.com/2017/05/25/永田教授の素朴な疑問/


ーーー引用開始ーーー
ここに至るまで、我が家では一進一退の攻防戦が繰り広げられました。この間、いったい何が真理かを探究し、懸命に学び、語り合いました。ですからこの文章は、妻との対話の内容を皆さんに報告するレポートのようなものです。私たちの思いは、いま教会には夢にも思わなかった大変なことが起こっているという悲愴なものです。
ーーー引用終了ーーー


以前、世界会長の亨進様ご夫妻が地元教会を訪問して下さいました。そして「この方は真実なる方だ」という強烈な印象を持ちました。その後、突然、表舞台から姿が消えました。教会長に「最近、亨進様を見かけませんが、どうかされたのでしょうか?」と尋ねました。教会長は「詳しいことは分からないけれど、お母様は、私たち祝福家庭に『真のご家庭のことは心配しなくてもいいから、自分たちの責任を果たして、氏族メシアを勝利しなさい』と仰ってます」と答えてくれましたが、スッキリしませんでした。2015年9月に妻から「亨進様は、サンクチュアリというところで活動されてるみたいだよ」と聞き、その後、約1ケ月間来る日も来る日もインターネットと格闘するように真剣に見ました。安楽死関連の動画を見て、大変なことが起こっているという悲愴な心情になりました。お母様は失敗することのあり得ない直接主管圏に入られて完成されたのではなかったのか。とかいろんな想いが生じて激しく揺れました。そして、最終的には「神様、王妃を救いたまえ」などを受け入れて、お父様の権威に戻る祝福を受けさせていただきました。結果的に我が家では、妻と同時にサンクチュアリを受け入れることができ、子供たちも付いて来てくれました。しかし、この件が原因で、家庭内の攻防戦を繰り広げている家庭もいらっしゃることでしょう。その様な家庭の皆様には同情を禁じ得ませんが、ただ、夫婦共に家庭連合で平穏な生活を送られている家庭とは比較にならないほど恵まれた立場だと確信しております。どうかチカラを落とさないでいただきたいと思います。


また、論考の中で、特に印象に残った箇所は以下の部分です。


ーーー引用開始ーーー
家庭連合は、「無原罪の独生女」が、一神教の伝統の中で、メシアになりうることを神学的に論証しなければなりません。その次に、それがお母様であることを説明しなければならないのです。気の遠くなるような困難なステップを経なければなりません。
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原理講論のおおくの部分を書き改める、教義の大幅な改定が不可避です。
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復帰摂理史はメシアを遣わすことを中心に書かれている聖書をもとに説きますが、聖書には、無原罪の独生女についての記述は一切ないのです。いったい何をもって独生女を説明するのでしょうか。
ーーー引用終了ーーー


ユダヤ教キリスト教統一教会と言う一神教の伝統の中で、それらが神学的な根拠としている聖書に、無原罪の独生女についての記述は一切ありません。この様な状況の中で、いかにして独生女神学の立ち位置を確定させ、どのようにしてお母様が女メシアであると示そうと言うのか。

この様な問題提起がありました。この件に関し、家庭連合は多くの神学者が納得できるような説明をする責任があります。もし、それができなければ、世界の宗教界から相手にされなくなると思います。


by ロード


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