パラオ大統領訪台、中国圧力に屈服しないと表明 米国大使が同行

パラオ大統領訪台、中国圧力に屈服しないと表明 米国大使が同行

https://www.epochtimes.jp/2021/03/70796.html

台湾を訪れているパラオのウィップス大統領は29日、台湾の呉釗變外相とともに、共同記者会見に臨んだ。大統領は中国当局からの圧力について、「他人にはわれわれが誰と友達になるかを決める権利がない」と述べた。

今年1月大統領に就任したウィップス氏は、台湾を最初の外遊先に選んだ。中共ウイルス(新型コロナウイルス)の世界的大流行以来、パラオの主要産業である観光業は大きな打撃を受け、同業界の失業者が増加した。大統領は産業振興対策として、外交関係のある台湾のビジネス往来や団体観光客の受け入れを早期に再開しようとしている。

また、パラオに駐在する米国のジョン・ヘネシー・ニランド(John Hennessey-Niland)大使もウィップス大統領に同行し、台湾を訪れた。台湾メディアによれば、米国の大使の台湾訪問は1979年に米台が国交断絶して以来、初めてだという。

米大使の同行について、記者団は今後、米・台・パラオの協力計画があるかと質問した。ウィップス大統領は、在パラオ米国大使は、台・パラオ間の観光業提携を重要視していると明らかにした。また、米国とパラオ両国は、新型コロナウイルスの感染拡大予防に加え、国境警備の強化、「違法・無報告・無規制」の漁業活動の撲滅などでも協力を行っていると大統領は示した。

ウィップス大統領は、小さい国であるパラオは侵食されやすいため、強力な同盟国を持つことが非常に重要だと強調したうえ、「米国大使が同行に加わったことに感謝する。米国とパラオは、自由と民主主義の価値観を守るパートナーシップを築いた」と話した。

大統領は、長い間、中国当局から圧力を受けていることについて、「パラオは小さい国であるため、友好国をもつことは重要だ。パラオには敵対国がいない。しかし、他人にわれわれが誰と友達になるべきかを言われる筋合いもない。真の友人というのは、どんな時でもそばに寄り添う存在である。中華民国台湾はその友人である」「他国との互恵関係を築くのに必要なのは相互信頼で、脅迫や政治ゲームではない」と述べた。

中国当局は2018年、台湾との友好関係を維持すると表明したパラオへの観光ツアーを禁止した。このため、パラオへの旅行客が半減し、多くのレジャー施設が倒産に追い込まれた。

中国外務省の趙立堅報道官は29日の記者会見で、ウィップス大統領と米国の大使の訪台に関して「注視している」とし、台湾と米政府高官の「いかなる公的交流にも断固として反対する」と反発した。

(記者・李怡欣、翻訳編集・張哲)



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【感想】

親日パラオの大統領がアメリカ大使と共に親日国台湾を訪問した。朗報である。パラオの国旗は日の丸に似ている。日本を表す太陽から光を受けてパラオを表す月が輝くことをイメージし、旗の中心を太陽に譲って月は配置されている。と言う説が出るほど日本との関係は深い。また、こんな話もあります。パラオペリリュー島と言う島があり、大東亜戦争の末期に日米により73日間にもわたる死闘が繰り返されました。しかし壮絶な戦闘があったにも関わらず、ペリリュー島の民間人には、ほとんど犠牲者がでなかったといわれています。戦闘が始まる直前まで、日本兵ペリリュー島の民間人は仲良く暮らしていました。やがて戦況は日本に不利となり、 いつ米軍が上陸してもおかしくない状況になった。仲間達と話し合って住民の代表は、日本の守備隊長のもとを訪れた。「自分達も一緒に戦わせて欲しい」と。それを聞くなり隊長は激高し叫んだという「帝国軍人が、貴様ら土人と一緒に戦えるか!」日本人は仲間だと思っていたのに…みせかけだったのか。裏切られた想いで、悔し涙を流した…船に乗って島を去る日、日本兵は誰一人見送りに来ない。村の若者達は、悄然と船に乗り込んだ。しかし、船が島を離れた瞬間に日本兵全員が浜に走り出てきた。その瞬間、彼は悟ったという。あの言葉は、自分達を救うためのものだったのだと・・・。戦闘が終わったペリリュー島へ戻った住民たちは、恐るべき光景を目の当たりにしました。米軍の激しい爆撃により、その形を変えていた珊瑚の島、そこに転がるおびただしい数の日本兵の遺体。島の人々はこれを見て涙を流したといいます。アメリカ兵は味方の遺体しか収容しません。島民はこぞって日本軍の遺体を弔い、墓地を作りました。そして日本人が、いつ訪れても良い様にと、その後も墓地の清掃に心掛けてくれました。時は移り平成の御世となり、当時の天皇皇后両陛下はパラオを慰霊のため訪問されました。




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