中国テニス選手の性被害騒動から見る「道徳的に破綻した」北京五輪

中国テニス選手の性被害騒動から見る「道徳的に破綻した」北京五輪

https://www.epochtimes.jp/2021/12/82615.html

テニス女子ダブルスの元世界ランク1位の彭帥さん(35)が先月、中国の張高麗前副首相(75)に性的関係を強要されたと告発後に消息不明になった事件は、2月4日に開幕する2022年北京冬季オリンピックに影を落としている。
人質を取り、レイプ犯を保護し、大量虐殺を行う中国共産党政権に、この大会を主催することを望むのは、道徳的に破綻した人間だけだろう。今こそ世界は、中国共産党と、その共産党が構築した恐ろしい政権の現実に立ち向かうべきである。正しい選択はただ一つ、「2022北京オリンピックを他国に移すこと」である。

何十年もの間、人々は中国共産党の重大な犯罪を見て見ぬふりをしてきた。それは、中国共産党が時とともに進化し、親切で善良な存在になると期待していたからである。1978年末、改革派の鄧小平が、毛沢東の後継者に選ばれた華国鋒から権力を奪い、「歴史的な転換」とも言われる中国共産党第11期三中全会を開催したとき、世界ははるかに優れた「新しい中国」を見たと思った。
確かに、鄧小平が経済の改革開放路線を開始したとき、対外政策を緩和し、全体主義的な社会統制を緩和または廃止した。それに伴い、楽観主義が蔓延していた。
しかし、今は状況が一変した。現政権下では、ただでさえ冷酷無比な中国共産党は、これまでの統治スタイルを変え、その邪悪な本性をさらに露わにした。
そこに登場したのが、テニス界のスーパースターであり、国民的人気者でもある彭帥さんだった。11月2日、彼女は中国版ツイッターと呼ばれる「微博(ウェイボー)」で、張高麗前副首相が妻の助けを借りて彼女に性的関係を強要したと告発した。
このような告発は、中国共産党の歴史上、前例がない。張高麗は、2012から17年まで、中国共産党の最高統治機関である中央政治局常務委員(定員7名)を務めた。
彭さんの投稿は30分以内に削除された。そして、2013年ウィンブルドンと2014年全仏オープンでダブルス優勝の実績を持つ彭さん自身も姿を消した。
11月17日、中国国営放送CCTVの国際放送部門である中国環球電視網(CGTN)は、彭さんが書いたとされる英語の電子メールの文面を公表した。多くの人に「不気味」と評されたこのメールで、彼女は「私は安全だ」と主張していた。また、このメールでは、女子プロテニス協会(WTA)が彼女に確認せずに関連情報を発信したことを非難し、性的暴行に関する彼女の以前の主張は虚偽であるとしている。このメールは、偽造されたものか、強要されて送られたものと考えられる。

(以降、URL参照)



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【感想】

これは不倫問題ではなく、レイプ事件より悪質な性虐待事件であり、更に酷いことに、その性犯罪者が中共幹部であり、国家が犯罪行為を隠蔽していることである。そして世界が外交的ボイコットを議論すると、中共は「そもそも招待していない」と呆れた開き直りをした。チャイナマネーに目が眩んだIOCやNBAはWTAの爪の垢でも煎じて飲んでもらいたい。




by ロード



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