豊渓里の核実験場を爆破する茶番劇

北朝鮮が核実験場の坑道爆破を実施 外国報道陣に公開

激動・朝鮮半島

http://www.sankei.com/smp/world/news/180524/wor1805240046-s1.html


【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮は24日、北東部、豊渓里(プンゲリ)にある核実験場の坑道を爆破した。AP通信などが報じた。実験場の廃棄式典は午前11時に始まり、昨年の6回目の核実験などが行われた坑道や地上の観測施設を爆破。午後4時17分までにこれまで未使用の2つの坑道も爆破された。

 韓国や米国、中国など5カ国メディアの報道陣が、プレスセンターが置かれた東部、元山から専用列車などを乗り継いで現場入りしており、廃棄の模様を見守った。

 北朝鮮は、廃棄を核実験中止の透明性を保証するため、「わが国が主導的に講じる極めて重大な措置」と強調。非核化意思を目に見える形で示し、6月に予定された米朝首脳会談を優位に進めるのが狙いだ。

 金正恩朝鮮労働党委員長が立ち合ったかも注目されている。

 豊渓里には、計4つの坑道があるとされるが、北朝鮮は、全ての坑道を爆破・崩落させ、入り口を完全に封鎖した後、観測施設など地上の施設を撤去する手順で封鎖を行うと説明していた。

 韓国統一省当局者は24日、気象状況から廃棄が24日中に行われる確率が高いとの見通しを示していた。北朝鮮は実施期間を25日までとしていたが、現地は25日午後から雨が降る予報だった。

 外国報道陣は、通信機器の持ち込みが制限されているともみられ、詳細な報道や映像の配信が25日以降にずれ込む可能性もある。







【感想】

岩盤崩落して使えない豊渓里(プンゲリ)の核実験場を法外な取材料をボッタクリして、既に見破られ冷やかに見られている非核化ショーを行った。このショーは、米政府の求める、完全かつ検証可能で不可逆的な核廃棄(CVID)の始めの一歩にもなっていない。では、非核化へのロードマップを考えてみる。いつでも交渉決裂・軍事オプション行使の切り札を切れる状態にしておいて、米情報機関が把握している情報は公表せず、まず、北朝鮮から核爆弾・核原料・核施設を自己申告させる。半年を限度とする解体期限を決める。現地解体または米国へ運搬後解体を実施する。その後、IAEAまたはCIAが米国独自の情報に基づいて核査察を実施し、並行して関係者の事情聴取を行う。約束違反なく核廃棄が完了したことを確認後、制裁を解除し、経済支援を開始する。


なんと、米朝首脳会談が中止になったニュースが出ていた。




by ロード



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