【本然世界に展開する真の父母様本体論論考 補足43】

【今回の記事では、岩崎栄樹さんの論考 補足43を掲載します。なお承認制だったコメント欄を開放しますので、感想や意見のある方は、当記事コメント欄に書き込んでください。by ロード】

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〈菅井氏の三位一体は、原理原本(お父様)を無視した三位一体である〉


昨日3月14日の菅井氏のブログでは、「真の愛は神様よりも大きい」という真のお父様のみ言を引用しています。

「真の愛は神様より大きい」というみ言葉は、どういう意味でしょうか。

それは、真の愛が、いかに重要なのかということをお父様は言いたかったのです。

神様は無限大であり無限小です。

無限大ですから、それよりも大きいものはありません。

神様も真の愛も無限大です。

そんなことがわからなくて、お父様のみ言葉を真に受けているのです。

これは、お父様のたとえ話です。



そこで、もう一度上記の3月13日の菅井氏のブログを考えてみたいと思います。

昨日の菅井氏のブログより(2022.3.13)
三位一体と生殖器は密接な関係にあります。アダムとエバ生殖器が結ばれる初夜は、「聖父・聖子・聖霊」の三位一体から発動される真の愛が、その真の愛を中心として結ばれた神様とアダムとエバの三位一体を包み込み、心情エネルギーと霊界システムの働きによって、子女の新たな生命を生み出すこととなるからです。「聖父・聖子・聖霊」の三位一体の真の愛は、真の父母から産まれ増えていく息子娘としての全人類に注がれ、霊界システムの働きによって、神様はすべての息子娘の一人一人と向き合って育み愛する事ができるようになるのです。


本当に不思議な世にも不可解な文章です。

『「聖父・聖子・聖霊」の三位一体から発動される真の愛が、その真の愛を中心として結ばれた神様とアダムとエバの三位一体を包み込み、』

この文章を言い変えると次のようになります。

『「夜の神様(天のお父様)・真のお父様・お父様の聖霊」の三位一体から発動される真の愛が、その真の愛を中心として結ばれた神様とアダムとエバの三位一体を包み込み、』

そうすると次のような疑問が生じます。

①「夜の神様から発動された真の愛が、神様とアダムとエバの三位一体を包み込む」という意味になります。

「夜の神様」と「神様とアダムとエバ」の「神様」とは違うものなのでしょうか。

私は、この「神様」は夜の神様のことだと理解しています。

夜の神様から発動された真の愛が、夜の神様を包み込むことになります。おかしな話です。

②真のお父様がアダムを包み込むと言っています。

アダムが堕落したから救世主のお父様が誕生したのであって、神様はアダムが堕落することを予定しておられたのでしょうか。

アダムより以前にお父様(文鮮明氏)が存在していたということになります。

そして、イエス様の十字架も予定だったのでしょうか。

エス様より以前にお父様が存在していたことになります。

そのような予定ではなかったはずです。

これもおかしな話です。

③「夜の神様(天のお父様)・真のお父様・お父様の聖霊」の三位一体で、真のお父様の位置にアダムが来ないのが不思議ですし、完成したイエス様が来ないのも不思議です。

最初のメシアであるイエス様はどこへ行かれたのでしょうか。

アダムの堕落とイエス様の十字架は予定だった。

初めから、真のお父様(文鮮明氏)ありき。

アダムが堕落しないで完成していたらどうなっていたのでしょうか。

エス様が霊肉の勝利をされていたらどうなっていたのでしょうか。

それでも、菅井氏は、「夜の神様(天のお父様)・真のお父様・お父様の聖霊」の三位一体を押し通すのでしょうか。

彼の頭の中はどうなっているのでしょうか。


以上が昨日書いた内容ですが、根本的には、彼の三位一体が間違っているということです。

間違っている証拠を提示します。原理原本です。

【原理原本の三位一体】
キリスト教で「三位一体」という名詞があるが、これは何かというと、神とアダムとエバが完全に一体にならなければならないという中心意義について語るものである。
 
キリスト教の三位一体は神とアダムとエバが完全に一体になるということです。

キリスト教の三位一体と言っておられます。

だから、キリスト教の「聖父、聖子、聖霊」は、「神、アダム、エバ」ということです。

菅井氏の言う「天のお父様、真のお父様(文鮮明氏)、聖霊」の三位一体は間違っているということです。

彼の文章は難解ではなくて、間違ったことを言っているので、普通の原理観の人には理解できないのです。

そして、二代王の3Dの話は、三位一体の話ではありません。


岩崎栄樹 拝





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