北朝鮮6回目の核実験の意味
数日以内に核実験が行われそうである。
今まで5回も核実験をしていると、「またか」と思いがちですが、場合によっては、引き金になりかねない核実験だと思います。
半島情勢が、ここまで緊迫し、アメリカは、先制攻撃を含むあらゆる選択肢を検討中と明言している時期に強行する挑発的な核実験である。
また、4月6日〜7日の米中首脳会談に合わせた核実験なので、制裁に加担する中国に反発する意図も感じ取れる。
ウラン型とプルトニウム型の中間型とも、原爆と水爆の中間とも言われているが、より重要な観点は、ミサイルに搭載可能な小型化された核弾頭へのステップとなっていることである。
先日、大陸間弾道ミサイルのエンジン燃焼実験の実施も合わせると、金正恩の新年の辞におけるICBM完成への最終段階宣言は、現実味を帯びてきた。
トランプ大統領は、当選後から就任前までの期間でIAEA核査察と引き換えに交渉を提案したが金正恩は拒否した。金正恩がICBMを完成させるまで、トランプ大統領が何も手を打たないとは考えられない。
もし、アメリカが先制攻撃を決意すれば、在韓米軍家族を沖縄に避難させるが、北朝鮮に先に手を出させることを誘う陽動作戦ともなる。
開戦すれば、軍事境界線付近から無数の砲弾がソウルに撃ち込まれ、防ぐことは不可能となる。日本にも数十発のミサイルが飛来する。
ところで、韓国在住の方にとって、ナチスに迫害されたユダヤ人は教訓となるかもしれません。
当時のユダヤ人の多くは状況を楽観的に見ていました。まさか財産を没収されることはないだろう。と思っているうちに逮捕され隔離されてしまいました。まさか殺されることはないだろうと思っていても、結局ガス室に送られてしまいました。兆候が出た時に危険を察知し、早めに出国して逃げたユダヤ人は生き延びました。
韓国聖殿食口の皆様のご健闘とご安全を心からお祈り致します。
by ロード
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