米朝開戦は不可避なのか、そして小池氏の今後を予想する

【DHC】9/25(月) 青山繁晴居島一平虎ノ門ニュース】

(その2)



【内容】


開始後44分〜64分

北朝鮮外務大臣には何の権限もないので、かえって金正恩の本音が表れた。トランプ大統領は、男性を侮辱する隠語の意味を持つ言葉「小さいロケットマン」と金正恩を呼んだ。これに対し北朝鮮は「超強行な対抗措置を取ることを慎重に検討する」と反発したが、ビビっている。


日本では、憲法にも書いてないのに、勝手に拡大解釈して、外国のスパイは取り締まれない、自国のスパイは持ってはいけないことになっている。その代わり、ウサギの長い耳と言われる電波などからの情報収集能力には長けている。


小野寺防衛大臣が、北朝鮮の水爆実験で弾道ミサイルに核弾頭を搭載して日本上空を通過する可能性があると発言した。半径5キロ以内は壊滅する殺人実験になり得る。北朝鮮は先制攻撃するつもりはなく、ただの実験なら見逃して貰えると勘違いしている。アメリカ太平洋軍が太平洋をコントロールしており、核実験に反応して全面攻撃する可能性がある。事態は緊迫している。


グアムに配備されている米軍爆撃機B-1Bは北朝鮮の貧弱な防空レーダー網では捕捉できない。領海でなく国際海域とは言え、平壌の喉元近くに、戦闘機でなく爆撃機を飛ばした。普段なら脅しだが、今回は予行演習である。


中国が北朝鮮に石油制裁し国連決議履行をアピールのニュースは、一般的には戦争にならないための努力と受け取られそうだが、むしろ逆だ。中国の情報機関は、米朝開戦が避けられない状況に傾きつつあると判断しており、開戦した場合の担保を取る行動だ。米中の裏合意が北朝鮮にはバレているが、それでも北を支えているのは中国でしょと表向きの顔を整えた。マティス国防長官が「ソウルに被害を出さない作戦もある」と発言したことは極めて重大である。トランプ大統領はビジネスマンとして、戦後を考えている。今回の総選挙は安全保障上極めて重要で、再来年の増税を議論している場合ではない。


韓国政府が9億円の人道支援を決定した。世界中で最も危機感のない人物は文在寅であり、米朝裏合意後に備えて色目を使った。





【感想】


まさに急転直下、青天の霹靂である。9月23日から1週間しか経っておらず、5日前の上記番組後に小池劇場では主演女優が登場して、世間の空気は一変したが、朝鮮半島危機は、まだ何も変っていない。


トランプ大統領が11月3日〜14日にアジアを歴訪し、日本を大切に思っていると世界に向けてアピールするためか、いの一番に日本を訪問する。直後に訪韓と訪中があるため、今回の靖国参拝は見送られると思う。そして、トランプ大統領のアジア歴訪により、通常ならば10月の開戦はないはずと読みを入れ、解散総選挙に打って出た安倍首相に希望旋風が吹き荒れた。もし北朝鮮が勘違いして、冒険的な核実験を行えば、事態は更に急展開する。


9月23日に康賢実真のお母様が立たれ、天地人真の御父母様が顕現されました。どれほど力強く有り難いことでしょうか。心から感謝致します。


私たちは、徹頭徹尾全力で安倍首相を応援することに変わりはありませんが、小池新党旋風は、摂理から見て、左翼を排除する追い風のように感じてなりません。


今後の小池氏の行動と判断を予想してみます。小池氏の目標は、非自民保守勢力結集による政権交代をなし、自ら頂点に立つことである。まず、小池松井大村会談で東京大阪名古屋の連携を確認し、維新との選挙協力の絆を築く。次に民進の保守寄り約半数を含む百五十名前後を第一次公認候補として発表する。かつて剛腕と呼ばれた小沢一郎渡辺喜美らも小池の軍門に降れば参加は許されるが重用されることはない。そして、残りの民進から申請した者との選別面談を進めながら、平行して、第一次公認候補の秘書や地方議員らから第二次公認候補を絞り込む。世論から小池待望論が盛り上がり、公示日3日前に「東京以上に日本のために」と言って、はばかることなく衆議院選への出馬を表明する。次期都知事選へは希望の党より「決断と行動力の人」と持ち上げて前原氏を擁立し、前原氏は衆議院選を見送る。選挙結果が出て希望の党は大躍進するが自民党を追い越すには至らず、無所属で立候補した元民進党リベラル議員の多くが落選する。その後、安保法制第二弾が審議され、憲法改正案が検討されるようになる。小池氏は再来年の消費増税前の解散を睨んで日本初の女性総理を目指すことになる。




by ロード



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