3月中に米中首脳会談を表明

米中首脳会談「3月中に」 貿易協議延長、ファーウェイ追加も

https://www.sankei.com/smp/economy/news/190223/ecn1902230042-s1.html

【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は22日、中国との貿易協議で最終合意を目指す米中首脳会談を、3月中に米南部フロリダ州で開く意向を表明した。トランプ氏は「恐らく合意に達する可能性の方が大きい」と指摘。米中両政府は22日までの予定だった閣僚級協議を週末にかけて延長することにし、合意事項に関する「覚書」の作成などを急ぐ見込みだ。
 米中は19日から米首都ワシントンで次官級と閣僚級の協議を開催。トランプ氏は22日、ホワイトハウスで中国交渉団を率いる劉鶴副首相と会談した。

会談でトランプ氏は「為替と為替操作については合意した」と記者団に話し、同日までに中国の通貨・人民元の為替問題は決着したことを明らかにした。米メディアによると、米中は為替などの合意事項を記載した覚書を準備している。

 トランプ氏は中国の習近平国家主席との会談場所について「多分、マールアラーゴになる」と述べ、南部フロリダ州にあるトランプ氏の別荘施設で会う意向を示した。米中は「中国の構造改革をめぐり溝がある」(交渉筋)とされ、トランプ氏はトップ会談を通じて中国側と事態打開を探る考えを重ねて示してきた。

昨年12月の米中首脳会談では、米国が協議期限の3月1日まで対中制裁関税の引き上げを凍結することで合意。米CNBCテレビは次回の首脳会談が「3月下旬」で調整していると報じており、米国は期限を延長する公算が大きくなった。
 また、CNBCは22日、中国が米国からの物品の輸入額を計1・2兆ドル(約132兆円)相当、拡大することを提案したと伝えた。

 一方、トランプ氏は中国の通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」や同業の「中興通訊(ZTE)」に関し、「(貿易協議に)含めるかもしれない」と述べた。華為をめぐっては米国で同社の孟晩舟(もう・ばんしゅう)副会長兼最高財務責任者(CFO)が米制裁に違反したとして起訴されている。トランプ氏は「これから数週間に議論される」として、孟氏の扱いを今後の取引材料とする可能性を示唆した。








【感想】

米朝首脳再会談、三・一独立運動記念日、イギリスEU離脱と大きな出来事が目白押しだが、米中貿易協議猶予期間終了と米中首脳会談に関しても世界的な注目を集めている。アメリカの対中政策方針は昨年10月のペンス副大統領演説から一歩も変化していない。最終結果も中国敗北で多くの評論家の意見は一致している。後は、どの程度痛みを伴うか、いつまで続くかである。マールアラーゴの首脳会談では習近平の顔を立て、ひとり飯や独島エビ料理など非常識なことはせず、知的財産権保護・技術移転強制禁止・資本取引規制撤廃・為替操作禁止の道筋をつける歴史に残る世紀のディールをすると期待している。





by ロード




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