イラン、更なる挑発は自滅への道

トランプ氏、イラン攻撃を10分前に中止 ツイッターで明らかに

https://www.sankei.com/smp/world/news/190621/wor1906210035-s1.html

【ワシントン=住井亨介】トランプ米大統領は21日、イランの精鋭部隊「革命防衛隊」による米国の無人偵察機撃墜への報復として、20日夜にイランに対する軍事攻撃を準備したが、実行の10分前に中止を命じたとツイッターで明らかにした。トランプ氏は、人的被害が出るため「無人機(撃墜)と釣り合わない」と説明した。

 ツイッターによると、攻撃計画では3つの目標を選定。犠牲者数の見込みについて「将官から150人との返答があった」とした。トランプ氏は「私は急いでいない。米軍は出動の準備ができている。イランは決して核兵器を持つことはできない」と警告し、なお軍事攻撃の可能性があることを示唆した。

米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は20日、トランプ氏が無人機撃墜への報復として軍事攻撃を承認したが、同日夜に撤回したと報じていた。

 トランプ氏は同日、ホワイトハウスで記者団に対し、無人機撃墜について「イランは大きな過ちを犯した」と非難。今後の対応に関して「今に分かる」と述べていた。

 米連邦航空局(FAA)は20日、米国の全航空会社に対して、イラン近海の上空の飛行を禁止する通達を出した。ロイター通信によると、FAAの通達を受け、英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズやKLMオランダ航空、オーストラリアのカンタス航空などがイラン近海上空の飛行を避ける措置に着手している。








【感想】

イランは、西側諸国から唯一の仲介役として安倍首相の訪問を受け入れながら、ハメネイ氏は「トランプ大統領に伝えて欲しいメッセージはない」と失礼な発言をし、訪問期間中に日本関連のタンカーを攻撃した。ハメネイ氏直属のイラン革命防衛隊による犯行説が濃厚である。今回、米軍の無人偵察機をミサイル攻撃で撃墜し、領空侵犯があったと発表したが、米軍側は、領空侵犯はないと主張している。この先、西欧との核合意にも違反する濃縮ウランを製造したり、更なる軍事挑発をすると、取り返しのつかない事態となる。トランプ大統領の「今に分かる」発言には、毅然たる態度で、妥協しない決意が表れている。





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