米民主党候補指名争い、スーパーチューズデー

米大統領選】民主クロブシャー氏撤退 中道、バイデン氏へ一本化

https://www.sankei.com/smp/world/news/200303/wor2003030003-s1.html

【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選に向けた民主党候補指名争いに加わっていた中道穏健派のクロブシャー上院議員(59)は2日、選挙戦からの撤退を決めた。米メディアが伝えた。AP通信によると、クロブシャー氏は同じ中道系のバイデン副大統領(77)の支持を表明し、バイデン陣営に合流するとしている。

 バイデン氏が大勝した2月29日の南部サウスカロライナ州の予備選後を受けて同党候補が撤退するのは、実業家のトム・スタイヤー氏(62)、ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)に続き3人目。

ブティジェッジ氏も3日日にバイデン氏支持を表明する見通し。今後の指名争いでは、先頭走者の立場を固めつつある急進左派のサンダース上院議員(78)に対抗し、中道候補がバイデン氏の下に結集する構図が鮮明になった。

 ただ、全米14州などで予備選・党員集会が一斉に実施される3日の「スーパーチューズデー」では、バイデン氏と同じ中道系のブルームバーグニューヨーク市長(78)が本格参戦を予定しており、3日を前に中道候補が一本化するのは困難な情勢だ。

クロブシャー氏は3日に地元の中西部ミネソタ州予備選では勝利できる見込みがあったものの、他州では大敗が予想されていた。

 選挙専門家の間では、同氏がバイデン氏支持に回って恩を売り、将来の「バイデン政権」の副大統領の座を目指している、との見方が浮上している。










【感想】

アメリカ大統領選挙は、共和党民主党無党派層のくくりで争われ、今回は共和党は現職のトランプ大統領で決まり、一方の民主党は激しい指名候補争いの真っ只中で、明日は山場のスーパーチューズデーを迎える。民主党内なら急進左派が脚光を浴びることもあるが、トランプ大統領との本選では、どれだけ無党派層を取り込めるかがポイントとなる。急進左派のサンダースでは無党派層の支持を得られないと読む民主党主流派は中道穏健派候補の一本化を目指して、ブディジェッジ・クロブシャーなどを撤退させたが、ブルームバーグはここから本格参戦するため一本化は困難である。サンダース(78)・バイデン(77)・ブルームバーグ(78)の喜寿トリオから誰が、少し古希を越えたトランプ大統領(73)への挑戦権を獲得するか注目される。かつてはオバマクリントンは序盤で弾みをつけて、中盤からディープステイトの後押しを得て大統領の座を射止めたが、ディープステイトに対抗して立ち上がったトランプ大統領がこの流れを変えた。もはや公約を着実に実行するトランプ大統領に対して、左翼のサンダースも、ウクライナ疑惑でダメージを受けたバイデンも、政治経験の少ないブルームバーグも、引き立て役にしかならない。ディープステイトが電子投票で不正を企んでも、トランプ大統領の圧倒的な有利は揺るがない。既に良い流れになっている。





by ロード




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