米中閣僚会議を近く開催か

米中、近く米中閣僚会議を開催へ 中国側が表明

https://www.sankei.com/smp/world/news/200820/wor2008200025-s1.html

【北京=三塚聖平】中国商務省の高峰(こう・ほう)報道官は20日の記者会見で、米中貿易協定の進捗(しんちょく)を点検するための米国との閣僚会議が近日中に行われると明らかにした。米中両政府は当初15日に会議を開く予定だったが、トランプ米大統領が延期したと表明していた。

 国営新華社通信によると、高氏は「双方は既に近いうちに電話会談を行うことで合意に達した」と述べた。米中は2月発効の「第1段階」貿易協定について、半年後の今月中旬に閣僚会合を開く計画だったが、トランプ氏が18日に「今は話し合う気にならない」と発言していた。




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【感想】

米中貿易協定の第一段階の進捗を点検するための閣僚会議を当初8月15日に開催する計画であったが、トランプ大統領が延期を表明、その後20日に中国側から近日中の開催が発表された。表に出る報道の背後に様々な駆け引きがある。こうなった背景を考察する。中国における実質的な最重要方針決定会議となっている北戴河会議が1日〜16日で行われ、習近平は激しく批判され、対米強硬路線を対米ソフト路線に転換することになった。米中閣僚会議に向けて、中国から大幅譲歩提案があったと予想できる。方針転換の理由は、中国包囲網が狭まり、長老たちの米国やスイスの個人資産が凍結される恐れが生じ、危機感を抱いた長老たちが李克強を担いで反習近平を掲げた。両陣営による人民解放軍の主導権争いが熾烈になった。ただトランプ大統領は中国の軟化路線を全く信じていない。中国共産党崩壊に向けた内部分裂を狙い、9月に強硬手段(台湾国家承認など)を取る可能性がある。中国はファーウェイ延命のため、韓国サムスンの取り込みを図り外交トップが訪韓した。現在、中国は国境を接する14の国々と領土問題を抱え、南シナ海では周辺国と領海問題を持ち、世界一危険な拡張主義国家である。チベットウイグルでは侵略の末に、呑み込んでしまった。この状況も、トランプ大統領が再選すれば、大きく神側に針が振れることになる。




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