東京五輪海外客 IOC、見送り方針を容認

東京五輪海外客 IOC、見送り方針を容認

https://www.sankei.com/smp/tokyo2020/news/210312/tko2103120001-s1.html

 東京五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)のコーツ調整委員長は11日、オンラインで開かれたIOC総会で、海外からの観客受け入れについて「日本政府のいかなる決定も、安全第一であることを前提に支持する」とした上で「緊急性の高い議論であり、来週中に解決しなければいけない」と述べた。

 日本政府は国内世論への配慮などから、海外からの一般観客の受け入れを見送る方針を固めており、この方針が事実上、容認された格好だ。

総会では大会組織委員会も準備状況を報告。東京都内で取材に応じた組織委の橋本聖子会長は、海外からの観客について「現在も関係者間で協議が続いており、結論が出たものではない」とし、25日の聖火リレースタート前に改めてIOCを含む5者で協議し、最終判断する考えを示した。



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【感想】

オリンピックが商業至上主義となり、政治色も濃くなったと言われて、既に久しい。その観点からIOCの本音を推し計れば、中止は阻止したいはずである。パリ大会へのスライド開催も、今回分の収益を放棄することになるため避けたいところである。人命軽視の非難を交わすため、海外客見送りが妥協ラインとなった。米国を中心とするテレビ放映権料は確保できるので、IOCは安堵したと思われる。JOCとしても、もし日本人観客が許可されるなら、入場料収入の減少はなく、完全なホームの雰囲気での試合となれば、日本選手団の好成績も期待できる。当初は東日本大震災からの復興をアピールする大会であったが、中共ウイルスのため、1年延期され、史上初の海外客見送り大会となる公算が高い。半年後に開催予定の冬季北京オリンピックは、ウイグルジェノサイド問題やワクチン普及率の件で、東京オリンピックとの少なからぬ相互干渉があると思われる。結局は共産主義が地上からなくならない限り、真の意味でオリンピックが、平和の祭典となることはないように感じる。




by ロード



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