天皇陛下、五輪開会をご宣言 コロナ禍、前回と異なる文言に

天皇陛下、五輪開会をご宣言 コロナ禍、前回と異なる文言に

https://www.sankei.com/article/20210723-FBVHSG44YJJZFAGA24NNFEZPDA/?outputType=theme_tokyo2020

天皇陛下は23日夜、東京・国立競技場(新宿区)で行われた東京五輪開会式に大会名誉総裁として臨席し、開会宣言で「私は、ここに、第三十二回近代オリンピアードを記念する、東京大会の開会を宣言します」と述べられた。

陛下は貴賓席で立ち上がり、手元の紙に2度ほど視線を落としながら、最後は前を見据え、はっきりとした口調で宣言を読み上げられた。

昭和39年の前回東京五輪では、英文の五輪憲章で規定された宣言の「celebrating」が、オリンピアードを「祝い」と和訳され、昭和天皇が日本語で読み上げた。今回は世界的な新型コロナウイルスの流行下で行われる大会であることにかんがみ、英文はそのままに、和訳は祝祭感を抑えた「記念する」との表現になった。

大会組織委員会が政府、国際オリンピック委員会(IOC)、宮内庁などと文言の調整を進めていた。



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【感想】

無観客とは言え、天皇陛下の開会宣言により、東京オリンピックが開幕した。前回の東京オリンピックでは、5歳児だったので、記憶があるのかないのか曖昧な頃であったが、男子マラソンで円谷選手が国立競技場に入ってから抜かれたシーンだけは、微かに覚えている。オリンピックを競技場で直接観戦する人とテレビ観戦する人を比較すれば、99%以上はテレビ観戦なので、無観客でも気にしない。テロなど大惨事にならないことを願っている。近代オリンピックの始祖クーベルタンは「オリンピックは勝つことよりも参加することに意義がある」と語った。今回のオリンピックについて、日本人は「オリンピックは無観客でも開催することに意義がある」と主張し、無観客でも「おもてなし」の精神を世界に示して行けば良い。




by ロード



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