米国防長官「米国には世界中に同盟国がいるが、中国にはない」

米国防長官「米国には世界中に同盟国がいるが、中国にはない」

https://www.epochtimes.jp/2021/05/73738.html

ロイド・オースティン米国防長官は5月27日(現地時間)、米下院・軍事委員会の公聴会に出席し、米国が直面している軍拡を続ける中国の影響力の拡大に警戒感を示した。いっぽう、米国は同盟国などとの関係を重視して「米国には同盟国が世界中にいるが中国にはない」と述べ、孤立化した中国にはない同盟国との結束という強みを強調した。

オースティン氏は、2022年度国防総省予算要求に関する同公聴会に提出した書面資料から、米国が直面する世界的脅威を列挙した。中国は、経済的な影響力を拡大するのみならず、「民主的価値と人権を軽視し、自由で開かれたインド太平洋に挑戦している」と述べ、国際秩序と普遍的価値観の破壊につながっているとの懸念を示した。

オースティン氏は、バイデン米大統領が暫定的な国家安保戦略指針の中で、中国を「唯一のグローバル競争者」と規定したことを取り上げた。また、米国のインド太平洋における利益の保護、中国軍の急速な現代化への対応の必要性を強調した。


同席したミリー米軍統合参謀本部議長も、中国を米国における「最大の安全保障上の課題」と捉えていることを明らかにした。ミリー氏もまた、中国は米国の「戦略的競争者」とし、「歴史は決定論的なものではなく、中国との戦争に必然性はない」と述べながら、単なる衝突ではなく、競争の関係を維持すべきだと指摘した。

(以降、URL参照)



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【感想】

かつてソ連は国境沿いを衛星国にし国防の盾とした。中国は周辺国を朝貢国とみなし属国扱いする。米国は世界中に同盟国のネットワークを持ち堅固な体制を築いているが、共産主義者の謀略により、国家転覆の一歩手前まで押し込められている。アメリカは日本の10分の1しか歴史がなく、天皇のような背骨の役割を大統領が担うはずだが、バイデンのようなリーダーになってしまうと、米軍が支柱の役目となる。先日、愛国者の退役軍人が公開書簡を出した。良い傾向である。左翼勢力と愛国者が綱引きしてアメリカを奪い合っており、その戦いに世界の命運が掛かっている。リベラルが優勢になると、軍産複合体に近いバイデン政権は戦争を誘発する危険性が高まる。両側から圧力を受けるオースティンの立場は重要である。




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