上海封鎖、日本企業は「中国国外に振り替え始めた」・・総領事が副市長に書簡

上海封鎖、日本企業は「中国国外に振り替え始めた」・・総領事が副市長に書簡

https://mb.epochtimes.jp/2022/04/104675.html

中国・上海では、当局のロックダウン政策により企業が1か月以上正常な操業ができない状況が続いている。赤松秀一・上海総領事は上海副市長宛に書簡を送り、物流停止や事業計画が立てられないなど困難に直面する日本企業は、生産を「他地域や中国国外へと振り替え始めている」と指摘した。
赤松総領事の書簡は、上海日本商工クラブ役員企業等に行った事業面・生活面の把握のための緊急アンケート調査結果と共に15日、提出された。調査期間は9日から12日で、約70社を対象とし53社が回答した。
「悲痛な叫び声が私の耳にも届いている」と赤松氏は書簡に企業の窮状をしたためた。上海で暮らす在留邦人は約4万人。進出した日系企業は約1万1000社に上る。

アンケートの結果によると、上海市以外との物流が停止されているとの回答と、市内の物流が停止しているとの回答はいずれも半数を上回った。許可を得れば可能との回答もあったが、許可の取得そのものが容易ではない場合もあるという。国際物流が完全に停止したとの回答が3分の1に上り、商工クラブは貿易に甚大な影響を及ぼすと予想している。
物流の停止により、日本企業はサプライチェーンが分断された状況が続いていると赤松総領事は指摘した。製品の生産や納入ができないため同業他社に販路を奪われるなど「広範にわたって深刻な影響」が生じている。
都市封鎖が年度の変わり目に行われたことにより、人事異動にも影響が出ている。14社が帰任と赴任ができないと回答したほか、封鎖前に入管に預けたパスポートが返却されず帰国できない事例もあった。
日系企業のほとんどは在宅勤務を取り入れている。しかし、対応しきれない業務もあるため、一部では社員が泊まり込みで対応している。

(以降、URL参照)








【感想】

物流停止の心配をする前に、邦人への食糧支援の心配をしてもらいたい。中国に進出した日系企業と在留邦人が実質的に人質になる日もあり得る。歴史を通して中国は厄介な隣国であり続けた。中国の歴史4千年なんて嘘八百である。王朝交代のたびに歴史もリセットされている。それに対して日本の歴史は万世一系の皇統を中心軸に綿々と繋がってきた。中国では中華皇帝の個人的な欲望のために人民は犠牲になり、周辺諸国も迷惑を被ってきた。日本は国民を大御宝として、魏志倭人伝の時代から争いを嫌い盗みも少ない国民性を維持してきた。米国企業が中国から撤退する流れの時に、日本企業も引き上げるべきである。




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