露、国際宇宙ステーション離脱を表明 2024年以降

https://www.sankei.com/article/20220726-U4M7P3WNXZJOFEBMTQ4HDGGPSY/

ロシアの国営宇宙開発企業ロスコスモスのボリソフ社長は26日、国際宇宙ステーション(ISS)への国際的な協力を2024年以降は取りやめると述べた。ウクライナに侵攻したロシアには欧米が経済制裁を科して関係が極度に悪化しており、その影響が宇宙開発にも及んだ形だ。
ISSと地球の往復にはロシアの宇宙船ソユーズも使われており、ロシアの離脱により国際的な宇宙開発に一定の影響が出る恐れもある。日米欧露などが協力してきたISSの運用期限は24年までとされているが、米国は延長を希望していた。

インタファクス通信によると、ボリソフ氏はプーチン大統領との会談で協力停止の方針を示した。「ISSでは国際協力を行っており、私たちのパートナーに対する義務を果たすことは言うまでもない」とする一方で、協力停止の決定はすでになされたとしている。
ボリソフ氏はISSへの協力に代わり、ロシア独自の宇宙開発に乗り出す方針も示した。

ロスコスモスのロゴジン前社長は今年6月、ISSにおける協力継続の条件として、米国が科した制裁の解除を挙げていた。








【感想】

米ソ冷戦終結の象徴でもあった国際宇宙ステーションの協力が終わる。残念である。スプートニク・ショックの頃に生まれた者には、宇宙に対する憧れで現代とは少し異なる。私の幼少期のTVアニメは宇宙ヒーローものがあふれていた。宇宙少年ソラン、遊星仮面、スーパージェッター、夢の世界だった。アポロ11号の高揚感も衝撃だった。テレビはチャンネルを変えても全ての番組でアポロ11号を放送していた。庶民には手の届かない別世界だった。その後、日本人宇宙飛行士が誕生し、GPS衛星などにより、生活の一部になっていった。今後も宇宙が戦場とならず、ロマンと好奇心を与え続ける場所であり続けてもらいたい。




by ロード



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