下院特別委がトランプ氏召喚　議会襲撃事件、拒否なら刑事訴追も

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【ワシントン＝大内清】米国で昨年１月に起きたトランプ大統領（当時）の支持者による連邦議会議事堂襲撃事件を調査する下院特別委員会は１３日、公聴会を開き、事件の責任はトランプ氏にあるとして同氏を証人として召喚する決議案を全会一致で採択した。１１月の中間選挙では野党・共和党が下院を奪還するとみられており、その場合、同委は廃止される可能性が高いことから、与党・民主党主導の同委は調査の最終段階で事件の〝本丸〟に切り込むことを決断。共和党トランプ派の反発や政治混乱の激化は必至だ。

トランプ氏は決議後、自身のソーシャルメディアに「なぜやつらは最後まで（同氏を召喚するのを）待っていたのか？　委員会が完全な失敗だからだ」などと投稿し、怒りをあらわにした。
同委は民主党７人、共和党２人の構成。公聴会では、これまでに得られたトランプ陣営幹部らの宣誓証言などから、トランプ氏が２０２０年大統領選で民主党のバイデン現大統領に敗れたことや、選挙結果を覆す不正の証拠はないことを周辺から説明されていたにもかかわらず、不正はあったとする「意図的な噓」を繰り返したと指摘。同委として「トランプ氏本人から話を聞く義務がある」とした。同委は今後、一連の調査や公聴会の成果を最終報告書にまとめる方針だ。

【感想】

世界の混乱も最終段階に差し掛かってきた。米議会襲撃事件をトランプ大統領の責任とすることは、クーデターであり、アメリカが共産全体主義国家になっている証しと言える。中共の魔の手は、マスコミやFBIはもちろん、州知事や州務長官や警察や選挙管理委員会、はては連邦最高裁判事や副大統領にまで及んでいた。もしトランプ大統領がクロとされれば、二代王様にも火の粉は降り掛かるであろう。これだけ堂々と悪事をするので、中間選挙は共和党有利の前評判があっても全く安心はできない。