中国のICBM核弾頭数は400発以上 米国より多く 戦略軍司令官が議会に報告

https://mb.epochtimes.jp/2022/12/128669.html

中国は長距離ミサイル搭載可能な核弾頭を米国よりも多く保有している可能性が高い。公開された米戦略司令部による議会への機密報告で明らかになった。
この報告は2022年度国防権限法(NDAA)に基づく。同法は、大陸間弾道ミサイルICBM)の数、ICBM用の発射機、ICBMに搭載する核弾頭の数のうち、中国がいずれか1つでも米国を上回った場合、戦略司令部が議会に報告することを義務付けている。







【感想】

この記事を持って、中国軍の戦略核兵力が米軍を凌駕したとは思わないが、肉薄してきたひとつの象徴てはある。最も差のある領域は、米ソがINF全廃条約を結んで、その隙間を縫って東アジア地域で中国軍が中距離核戦力を増強した領域であり、米露中が凌ぎを削る変則軌道で飛来する極超音速ミサイルの分野である。圧倒的な戦力差があれば、確実に抑止力になるが、拮抗していると、どんな偶発的な事件が起きるか分からない。仮にICBM核弾頭数で中国が上回っていても、潜水艦発射型SLBMやステルス型戦略爆撃機で大きく水を開けていることは間違いない。習近平は戦争を仕掛けて負ければ、自ら失脚を招き命がないことを知っている。米中戦争は本格的な衝突の前に、諜略によって戦わずに勝つ方法を駆使するが、台湾侵攻は米軍介入がないと判断すれば今直ぐにでも起こしかねない。




by ロード



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