https://mb.epochtimes.jp/2023/01/131847.html
中国のスパイウェアに対する懸念の高まりを受けて、英情報当局が政府の公用車を調査した結果、中国製の追跡デバイスが発見されたことが明らかになった。英アイニュースが報じた。
記事によれば、追跡デバイスは中国のサプライヤーから輸入された部品の中に隠されており、位置情報を取得し中国の国有サプライヤーにデータを送信できるSIMカード1枚が発見された。公用車は閣僚や外交官の移動に使われていた。
【感想】
まるでスパイ映画のワンシーンのようだ。半世紀前のダブルオーセブンなら発信器を車両の底や座席の下に隠しておいた。しかし現代のイギリス公用車は中国製ではなく、その車のエンジンの部品に中国のサプライヤーが提供した追跡デバイスが仕込まれていたというから驚きである。そこから本来必要でない携帯電話に使うSIMカードが見つかった。このことは、中国の悪巧みの証拠となる。この事件は西側諸国に対して、中国の信用を大きく失墜させた。今後ますます中国デカップリングが加速する。
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