米テキサス州、超党派で中国臓器狩りに立ち向かう 記者会見で医師らが証言

https://mb.epochtimes.jp/2023/04/144840.html

テキサス州では上下両院で中国共産党による強制的な臓器摘出「臓器狩り」に対抗する法案が提出されている。提出にあたり3月29日に開かれた記者会見では、中国共産党から迫害を受けてきた被害者や医師が同党の野蛮な行為を証言した。
上院法案1040には「臓器狩り(Organ Harvesting)」との言葉が使用されている。この法案は、臓器狩りを行う中国などを供給元とする臓器の移植、またはその国での臓器移植に対して医療給付プランの支払いを禁止する。前回のテキサス州議会で可決された、中国における臓器狩りの慣行を非難する決議に基づいて作られた超党派の取り組みだ。
上院版の法案を提出したロイス・コルホルスト議員は「米国では、臓器提供制度は高い倫理基準を設けている」「法案は(中国による)強制臓器摘出という恐ろしい行為に立ち向かうためのもの」だと強調した。

クリスタル・チェンさんは20代後半だった1999年、中国伝統気功、法輪功を学んでいるという理由で逮捕され、4年以上の強制労働を言い渡された。
法輪功学習者の母は逮捕後、拷問を受けて亡くなった」「私はコンクリートの床に固定され、塩を混ぜたものを強制摂食され、生死を彷徨った」と不当に受けた迫害を語った。
こうした肉体的・精神的虐待のなかでも、警官らは法輪功学習者への血液検査や心電図を含めた医療検査は欠かさなかったという。
「ひどい拷問を受けたので、これらの検査は健康のために行われたものではない。血液検査は臓器移植のマッチングのためだった」とチェンさん。「私の血液がレシピエント(移植希望者)とマッチしていたら、私は今日ここにいなかったでしょう」。
中国共産党はこうした膨大な臓器照合データベースを構築することで、オンデマンドで海外からの観光客や国内の移植希望者に臓器を販売している。2019年にイギリスで開かれた独立法廷「中国民衆法廷」でも、長年にわたり移植手術を目的とした「強制的な臓器摘出が、相当な規模で行われている」と結論を下した。
「大勢の法輪功学習者からオンデマンドで臓器を摘出する。そうすることで中国共産党は待機時間を短縮し、多くの臓器移植を希望する患者を引きつけることができる」と証言した。

(以降、URL参照)









【感想】

北朝鮮による拉致事件と同様、中国による臓器狩りは、言い訳のできない国家の恥部である。北朝鮮の拉致は下火になっても、中国の臓器狩りは堂々と継続中である。人間の尊厳も基本的人権も無視できる無神論国家だからできる蛮行である。アメリカには様々な問題があるが、それでも臓器狩りに真っ向から対抗する姿勢を見せるだけでも、まだまともな国家と言える。国際機関が中国による臓器移植を認めたタイミングで、日本も非難決議くらいしなければ情け無い。




by ロード



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