https://mb.epochtimes.jp/2023/08/166205.html
台湾の頼清徳副総統が米国経由で外遊することに対し、中国共産党は外交や宣伝ルートを動員させ阻止しようと試みている。こうした中、民進党は7月下旬に記者会見を開き、中国共産党が台湾の選挙に介入する6つの手口を紹介した。
立法議員（議員に相当）の劉世芳氏は、6つのプロセスについて次のように説明した。第一に、共産党の戦闘機と軍艦が台湾周辺で行動をすることだ。例えば、蔡英文総統が米国を経由して外遊した際には、中共軍の作戦機や艦船が活発に行動し、人々に心理的圧力を与えたと指摘。このような行為は選挙結果にも影響を与えかねないと語った。
【感想】
来年は世界の命運を決するアメリカ大統領選挙のある年であり、それを占う意味も含めて、来年1月の台湾総統選挙に注目が集まる。蔡英文の後継者の頼清徳であれば良いが、親中路線の国民党の侯友宜となると一大事となる。中国にとっては、戦わずに勝つ戦略が最善なので、介入工作はなりふり構わず恥も外聞もないやり方をする。少なくない台湾の方が、同じ中国人として中国に親近感を抱くと命取りになりかねない。
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