「秋の知事選も一気に行くよ」 初当選の渡具知武豊氏の事務所、歓喜の渦

2018.2.5


http://www.sankei.com/smp/politics/news/180205/plt1802050010-s1.html


まさに“革命”が起きたかのような歓喜の渦に包まれた。

4日午後10時半ごろ、沖縄県名護市長選で新人の渡具知武豊(とぐち・たけとよ)氏(56)の「当確」がテレビで速報されると、市役所前の選挙事務所でかたずをのんで開票の行方を見守っていた支持者たち約300人は快哉を叫んだ。

 「やったー」「よかった、よかった」…。だれそれ構わず握手し、抱き合った。

 「この8年は長い、長いトンネルでした。立春を迎えたきょう、名護に本当に春が来ました」。30代の主婦は、涙を浮かべながら相好を崩した。

 渡具知氏が「みなさん、本当にありがとう」と深々と頭をたれると、拍手が鳴り止まなかった。4年前の前回市長選に出馬し、現職の稲嶺進氏(72)に敗れた末松文信選対本部長は「新しい市長のもとで名護を変え、沖縄を変えていこう」と声を張り上げた。

 渡具知氏にとっては険しい道だった。自民党県連名護市支部は当時市議の渡具知氏擁立で動いたが、安倍晋三政権の沖縄問題の司令塔、菅義偉官房長官が「勝てる候補」への“差し替え”を命じ白紙となった。しかし結局、さしたる候補者が見当たらず渡具知氏に舞い戻った。

 「やれば、できる!!」-。一時は“だめ出し”した菅氏は昨年11月、首相官邸を訪れた渡具知氏にそうハッパをかけた。菅氏の言葉は、渡具知氏が名刺やチラシに掲げるキャッチフレーズとなった。昨秋にはダブルスコアとされた稲嶺氏との差も日に日に縮め、ついに市長の座を射止めた。

 前回市長選で自主投票とした公明党から推薦を受けた。政府・自民党は昨年12月から、菅氏や二階俊博幹事長ら重鎮が続々と名護市入りし、組織・団体の票固めに動いた。

 選挙中には全国的な知名度がある小泉進次郎筆頭副幹事長を一地方選挙で2度投入するという異例の態勢で支援した。

 米軍普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の辺野古移設問題の争点化は避け、市民生活の向上や地元経済の振興に力点を置いた。

 「今回が市政奪還の最大のチャンス。これで負けたら名護も沖縄も変わらない」。そう思い抱く多くの市民の期待に渡具知氏は応えた。

 自民党県連幹部は、渡具知氏の勝利に沸く支援者たちに目を細めながら力を込めた。

 「天王山の秋の知事選も一気に行くよ」







【感想】

左翼の牙城沖縄で一矢報いることができた。ただ「辺野古移設問題の争点化は避け」が少々気にかかる。そして秋の沖縄知事選が天王山の様相を呈してきた。翁長知事を討ち取ることができれば、日本の視界は良好となる。





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