中国主席の国賓来日に反対 自民有志「護る会」の決議全文

中国主席の国賓来日に反対 自民有志「護る会」の決議全文 

https://www.sankei.com/smp/politics/news/191113/plt1911130018-s1.html

自民党保守系有志議員のグループ「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」(代表幹事・青山繁晴参院議員)は13日、国会内で会合を開き、中国が尖閣諸島沖縄県石垣市)周辺海域への公船の侵入行為や香港市民に対する弾圧姿勢を改めない限り、来春予定される習近平国家主席国賓としての来日に反対する決議文をまとめた。

 青山氏は会合後、記者団に「尖閣や香港の問題をなかったかのように習氏を国賓として迎えるのは国としておかしい」と強調。「中国が日中間に横たわる問題や香港などで基本的人権(の侵害問題)を改善すれば、国賓来日は歓迎する」とも述べた。

青山氏らは同日夕に首相官邸を訪れ、岡田直樹官房副長官に決議文を手渡す。全文は以下の通り。

 政府は、日中関係は完全に正常な軌道に戻ったと繰り返し、表明している。来春には、習近平国家主席の訪日も予定されている中、こうした関係改善を印象づけるメッセージは、外交辞令としては理解するものの、真の日中関係を表しているとは言い難い。

 例えば、わが国固有の領土である尖閣諸島周辺海域への中国船の度重なる侵入、中国軍機の領空侵犯は日常茶飯事となっている。

また、香港市民の民主的政治行動に対し、強権によって弾圧する姿勢は、自由・民主主義・法の支配という現代社会の普遍的価値に照らして、断じて許されない。

 さらに先般、中国側の招聘(しょうへい)によって出向いた北大教授が不当に拘束される事件が発生したように、理由もわからず捕らえられ、自由を奪われている邦人は十数人とも言われ、中国において、わが国の尊厳と邦人の基本的人権が尊重されているとは、到底言えない状況が続いている。

 このような現状は、日中関係が「正常な軌道」にあるとはいえないことを意味している。

 1919年に、日本が世界で初めて国際会議において人種的差別撤廃提案をしてから今年で100年となるが、中国によるチベットウイグル南モンゴルへの人権弾圧が行われ、中国国内で不法不当な臓器移植が疑われるなどの事例が世界中で取り沙汰されている。

日本の尊厳と国益を護る会は、自由・民主主義・法の支配という国際社会の普遍的価値観に基づく正しい日中関係構築のため、これらの問題に関して習主席来日までに中国政府が具体的で明確な対応をとることを求めるよう政府に対し強く要望すると共に、これらの諸懸案に改善がない場合は、習近平国家主席国賓としての来日に反対する。








【感想】

久しぶりに、国会議員が国会議員らしい仕事をしてくれた。非常識が服を着て歩いているような野党議員など存在価値なし。韓国に呆れているアメリカも、日本が余りにも親中的な態度を取っていると方針変更しかねない。「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」は皇位継承問題に特化したグループかと思っていたが、政策の核心問題にも踏み込んだ主張をする政策集団であることが判明した。断固支持したい。この先、菅・二階ら執行部の反応が気になるが、一切ひるまず、憲法改正核武装議論・財務省解体・銃刀法改正など、ガンガンやってもらいたい。





by ロード




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