大統領選で郵便投票開始、混乱も

大統領選で郵便投票開始 トランプ氏反発、混乱も

https://www.sankei.com/smp/world/news/200905/wor2009050008-s1.html

ノースカロライナ州で4日、11月の米大統領選に向けた郵便投票用紙の発送が全米に先駆けて始まった。新型コロナウイルス感染拡大を受け利用者が大幅に増える見込み。大統領選の投票が一部で近く始まることになるが、自身に不利とみるトランプ大統領は「二重投票」にも言及し、混乱への懸念を植え付けようと躍起になっている。

 米メディアによると、郵便投票は全50州と首都ワシントンで認められている。首都とカリフォルニアなど9州は選管が全有権者に郵便投票用紙を発送。ノースカロライナなど35州では、新型コロナなどを理由に申請すれば投票用紙を受け取れる。

トランプ氏は郵便投票を「不正が横行する」と攻撃し続けており、9月2日もノースカロライナ州を訪れた際に地元テレビで「郵便で投票後、投票所でも投票すればいい」と主張した。(共同)




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【感想】

4年前の大統領選挙では電子投票が注目された。開票作業の効率化などを目的として導入されたシステムであったが、数百万票がヒラリーに盗まれたとも言われたが、真相は定かでない。そして今回は郵便投票で不正が横行すると問題視されている。選挙での不正は民主主義の根幹を揺るがす犯罪である。特に全有権者に郵便投票用紙を発送する州での影響は大きいが、幸い首都やカリフォルニアでは、元々トランプ大統領といえども勝利は難しい。35州は申請して郵便投票用紙を受け取る方式なので、不在者投票並と思われる。トランプ陣営による「郵便投票は不正選挙の温床」という主張が効いて、ジョージ・ソロスといえども大っぴらに不正はできない。2000年のブッシュ息子とゴアによるフロリダの開票作業は混乱し世界中の注目を集めた。選挙管理委員会郵政公社も今回の選挙で責任追及されないよう慎重に運営している。それでも投票用紙偽造防止策や二重投票防止策、更には投票日直前の郵便投票の消印有効無効判定などに関して一抹の不安を感じる。





by ロード




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