中国とモンゴル、表面上の穏やかな外交

中国外相、モンゴルと内政不干渉を確認 中国語強化への抗議活動にくぎを刺す狙いか

https://www.sankei.com/smp/world/news/200916/wor2009160026-s1.html

【北京=三塚聖平】中国の王毅国務委員兼外相は15日、訪問先のモンゴルの首都ウランバートルで同国のエンフタイワン外相と会談した。中国外務省の発表によると、互いに相手国の内政に干渉しないことを会談で確認した。中国の内モンゴル自治区で中国語(漢語)を使った教育が強化されたことに抗議活動が起きている問題に関し、モンゴル側が干渉しないようくぎを刺したものとみられる。

 会談で王氏は「双方は、政治の相互信頼を絶えず高めるべきだ」と強調した。その上で「国家主権と領土保全を相互に尊重し、相手国の内部の事柄について干渉すべきでない」との考えを示した。

内モンゴル自治区では、モンゴル族など少数民族が通う小中学校で、9月から中国語を使った教育を強化する取り組みが始まった。同自治区では、モンゴル語など独自文化の衰退を招きかねないと授業のボイコットなどが起きている。

 ロイター通信によると、抗議活動は隣国のモンゴルにも広がっており、15日にはウランバートルで王氏の訪問に合わせて抗議活動が起きた。100人ほどの参加者が「母語を守ろう」などと訴えた。




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【感想】

中国国内の内モンゴル自治区モンゴル語を衰退させる文化ジェノサイドに中国の隣国のモンゴルが文句を言わないよう釘を刺した。中国共産党ウイグルチベット内モンゴルなどを侵略して併合して略奪した。パンダはチベットにだけ生息しており、かつて日中友好の証しとして贈られたが、実は中共略奪の証しであった。中印紛争でインド軍の精強部隊はチベット出身者である。昔、チベットウイグルは軍隊を持たぬ平和民族としてのどかに暮らしていた。そこに凶暴な中共軍がなだれ込んで悪逆非道の限りを尽くした。自衛力を持たなかった民族の悲劇を教訓とすべきである。東アジア情勢は風雲急を告げて来た。正規の手続きを踏んで憲法改正している猶予はない。せめて国会答弁で憲法解釈を変えて、戦いに備えるべきである。中国はオーストラリア・チェコ・カナダ・インドなど世界中で戦狼外交を行いケンカを売りまくっているが、最も危険な地域は、南シナ海と台湾である。米大統領選挙が再集計請求合戦となって紛糾すると、武力侵攻の危険性は更に高まる。もし習近平が「台湾で虐げられている中国人の救出に向かう」と言い掛かりを付けて上陸作戦を決行すれば、台湾軍は三峡ダム巡航ミサイルを撃ち返す。その時、自衛隊は何をすべきか考えておいた方が良い。





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