ウイグル族施設で「性的暴行」の英報道、国際調査求める声強まる

ウイグル族施設で「性的暴行」の英報道、国際調査求める声強まる

https://www.sankei.com/smp/world/news/210208/wor2102080011-s1.html

【ロンドン=板東和正、北京=三塚聖平】中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区少数民族ウイグル族らの監視・統制を目的とした「再教育」施設で、性的暴行などが組織的に行われていたと報じた英BBC放送の報道が国内外で反響を呼んでいる。報道は施設に収容されたウイグル族らの証言に基づいており、専門家は「(性的暴行などを裏付ける)最も恐ろしい証拠だ」と断言。同自治区への調査団の受け入れを中国に求める声が英米などで高まっている。

BBCは3日、施設で組織的に性的暴行や拷問を受けたとする女性らの証言を報じた。2018年に約9カ月間収容されたウイグル族のザイウドゥンさん(42)は複数回、2~3人の男に集団でレイプされたと語った。体内に入れた電気棒に通電される拷問も受けたという。

 ザイウドゥンさんによると、施設では毎晩のように、覆面をした中国人の男たちが収容中の女性を別室に連れ出していたという。別の元収容者は「(女性の悲鳴が)施設内に響き渡っていた」と話した。

約18カ月間収容されたカザフスタン出身の女性は収容中、性的暴行の手助けをさせられたと証言した。ウイグル族の女性らの服を脱がせ、動けないよう両手に手錠をはめることを強いられたという。施設の元警備員は、拷問のほか、収容者に食事を与えない虐待もあったと明らかにした。

 ウイグル自治区の人権侵害を調査するドイツ人の人類学者、ゼンツ氏は証言について「想像していたよりも明らかに深刻な性的虐待と拷問があったことを示している」とし、「私が見た中で最も恐ろしい証拠だ」と述べた。英国のアダムズ外務閣外相は4日、「(BBCの報道は)悪魔の所業を明らかにした」と指摘。「英政府は断固たる対応をとる」とし、国際的調査の必要性を強調した。

(以降、URL参照)



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【感想】

身の毛がよだつ悪魔の所業が明かされてきた。日本のマスコミは森喜朗氏の「女性がいると会議が長くなる」の発言を散々叩いておきながら、それとは比較にならないほど凄惨なウイグルでの女性虐待にはダンマリを決め込むダブルスタンダードには呆れる。中国は来年北京冬季オリンピックを控えており、人権問題で世界と揉めて、開催取消しやボイコットになるとメンツ丸潰れとなる。日本と韓国に開催実績がある手前、何としても北京冬季五輪を成功させて、大国としての地位を世界に認めさせたいところである。環球時報は「人権問題などを理由にボイコットした国には、中共は必ず報復する」と牽制して、中共らしく批判には恫喝で吠えた。中国外務省は「スポーツの政治問題化はオリンピック憲章に背くものだ」とウイグル人権弾圧は横に置いて、堂々と中共らしい主張をした。どれだけ明白な証拠を突き付けても「フェイク情報だ。明白な証拠はどこにある?」と開き直られては、子供の教育にもとても悪い。




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