英空母「クイーン・エリザベス」 日本に寄港へ

<独自>英空母「クイーン・エリザベス」 日本に寄港へ

https://www.sankei.com/smp/politics/news/210426/plt2104260014-s1.html

英政府が表明している空母「クイーン・エリザベス」を中心とする空母打撃群の東アジア展開に関し、日英両政府が空母打撃群を日本に寄港させる方針を固めたことが26日、分かった。クイーン・エリザベスの日本寄港は初めてで、寄港の機会を捉え、自衛隊との共同訓練も実施する。

 日英関係筋によると、英政府が近くクイーン・エリザベスの日本への派遣を公表する見通しで、時期や寄港先などは今後、両政府間で調整を進める。

 英政府は3月に外交・安全保障政策に関する「統合的見直し」を発表し、インド太平洋地域でプレゼンス(存在感)を高めていく「インド太平洋への傾斜」という考えを打ち出している。空母打撃群の派遣はこうした政策の一環で、覇権的な海洋進出を強める中国を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。

クイーン・エリザベスは短距離離陸・垂直着陸が可能な最新鋭ステルス戦闘機F35Bを搭載している。自衛隊はF35Bを導入し、全通式甲板を備えるヘリコプター搭載護衛艦「いずも」と同型艦「かが」を改修してF35Bを運用する計画を進めており、日米に加え、日英間でも相互運用性が高まることが期待されている。



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【感想】

豪華客船クイーン・エリザベスが寄港するのではなく、空母クイーン・エリザベスが寄港することの意味は大きい。空母は軍事基地が移動してくるような威圧感があり、軍事機密の塊である。燃料・食料などの補充、部品の修理・交換、搭乗員の安全・休息などを考慮すれば、寄港できる港は限られてくる。日本を選んでくれただけでも有り難い。フランスといいイギリスといい、地球の裏側から艦隊を派遣するコストは莫大であり、それに見合ったメリットがあると踏んでの作戦である。中国の脅威が間近に迫っている証しでもある。先日、イギリス議会はウイグルでのジェノサイドを認定する声明を全会一致で可決した。この流れは欧米などに波及する動きを見せている。日本も旗幟鮮明にしなければならない。




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