中共、過剰支援通じてウイグル人送還を協力させる「パキスタン・モデル」中東やアジア諸国に広げる=報告

中共、過剰支援通じてウイグル人送還を協力させる「パキスタン・モデル」中東やアジア諸国に広げる=報告

https://www.epochtimes.jp/2021/08/77863.html

中国は巨大な経済力を武器に、パキスタンにおけるウイグル人弾圧に着手している。中国は今やこの「パキスタンモデル」をアジアと中東全体に輸出しようとしていることが最新のレポートで明らかになった。


パキスタンは、中国のウイグル人弾圧に積極的に協力してきた最初の国だ。1997年にはテロリストとして告発された14人のウイグル人を強制送還した。彼らは全員、即決処刑された。

それ以来、中国は広域経済圏構想「一帯一路」の一環である「中国パキスタン経済回廊」を名目に、推定600億ドル相当のエネルギー・インフラプロジェクトを進め、パキスタンとの親交を深めてきた。

中央アジア問題のためのオクサス協会(Oxus Society for Central Asian Affairs)とウイグル人権プロジェクト

(Uyghur Human Rights Project)がまとめた報告書は、これは「安全保障上のつながりを深めつつ、過度な開発プロジェクトを提供する」ことを中心とした中国の意図的な戦略の一環であるとし、パキスタン政府に影響を与え、同国のウイグル人コミュニティを標的とするのに効果的であると指摘する。
さらに同報告書は、中国政府は海外在住のウイグル人を追跡するためには近隣政府の協力が欠かせないとし、パキスタンとの関係をウイグル人を抱える他国に対する雛形として利用しようとしていると述べている。

報告書の執筆者の一人である中央アジア問題のためのオクサス協会のブラッドリー・ジャーディン氏は、ラジオ・フリー・ヨーロッパ(RFE)に対し、「パキスタンは、中東・中央アジアで展開している動向の前触れとなっている」と述べ、「中国とパキスタンの間で結ばれた協定や取り決めは、中国が現在、地域全体に広めようとしているモデルであることを示している」と語った。

(以降、URL参照)



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【感想】

中国は、パキスタンに経済支援する見返りに、逃亡者を強制送還させる。国際警察を利用することもある。外国から人権侵害ど非難されても、気にしない。国内引き締めができなくなると、呆気なく内部崩壊すると分かっているため、どんな犠牲を払っても内部引き締めは譲らない。そのため、治安維持費(警察・武装警察、裁判所、検察、刑務所など)は軍事費の20%増しとなっている。




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