米軍事力、二正面作戦には不十分、予算増不可欠=シンクタンク評価

米軍事力、二正面作戦には不十分、予算増不可欠=シンクタンク評価

https://www.epochtimes.jp/2021/10/80845.html

保守系シンクタンクヘリテージ財団20日、年次の米軍事力評価報告書を発表した。昨年と比較して軍の能力は向上しているものの、長年の米国の戦力指標である「2つの大きな紛争を同時に継続して戦える力」には不十分だと評した。
2015年から続くヘリテージ財団の年次報告書は、米国の安全保障上の課題と軍の対処能力を評価するもの。ケイ・ジェームズ理事長は序文で、評価を通じて、米国の政策立案者が軍の現状と動向を把握し、軍に必要な資金と支援が促進されることを期待すると述べている。
財団は戦力トフォーム指標として、陸軍が50の旅団戦闘団を備え、海軍が400隻の戦艦と624機の攻撃機を所有し、空軍が1200機の戦闘機・地上攻撃機を構え、海兵隊が30の大隊を持つべきだとしている。これらに加え、衛星プラッ、地上通信局、戦闘を支援するのに十分な人員のいる宇宙軍が必要だという。
軍事力の評価は「非常に強い(Very Strong)」、「強い(Strong)」、「許容範囲(Marginal)」、「弱い(Weak)」、「非常に弱い(Very Weak)」の5段階。
報告によると、海兵隊はこの1年間で近代化と即応性を向上させており、昨年のランク「許容範囲」から「強い」に評価が上がった。空軍は装備をほぼ備えているが「弱い」に引き下げられた。これは、パイロットと飛行時間が十分ではなく、海外での作戦展開が全体的に減っているためだという。
海軍については、現行の予算では大型艦隊が用意できず、さらには296隻の艦船が老朽化しており、「弱まる傾向にある」と評した。陸軍は即応性が非常に高いものの、装備品の老朽化が進み「許容範囲」とランク付けされた。
米軍の核戦力は「強い」と判定されたものの、「弱まる傾向にある」と指摘された。近代化のための予算が確保できず「政府の支援が得られなければ、次回評価では格下げされる可能性がある」という。
中国やロシアなどは積極的に軍事力を向上させている。最近、中国は新型の極超音速ミサイル発射実験を行ったと報じられた。報告書は、米議会で審議されている国防予算では、軍事力の大幅な向上には不十分だと指摘。米軍が国益と国民を守ることは困難になると危機感を示した。
ヘリテージ財団の国家安全保障担当上級研究員で、元海兵隊中佐のダコタ・ウッド氏は「一部の軍の準備不足は、軍人ではなくリソースの問題だ」という。「むしろ、装備が古くて部隊や艦船も足りないのに機能を果たしているならば、彼らの献身と規律の証拠だ」と述べた。
米下院軍事委員会の共和党委員長マイク・ロジャース議員は、この報告を受けて「軍事予算を毎年3〜5%増額する必要がある」と述べた。20日に行われたヘリテージ財団主催のイベントで講演した同議員は、「近代化や将来の戦争に備えるために、少なくとも10年はかかる」と付け加えた。
上院の予算委員会は18日、約240億ドルの軍事費追加計画を発表した。これにより、2022年度の国防予算は昨年比で5%増加する見通しだ。



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【感想】

中国軍の極超音速ミサイルが話題となり、衆院選自民党は防衛費GDP2%を公約とし、サイバーや電磁波が国家存亡の鍵を握るようになっている。そして最終的には日本の命運は日米安保に委ねている。肝心な米軍の評価は決して高くはない。老朽化なとで相対的な影響力は低下している。それを補うには、同盟国らとの集団防衛体制構築となる。民主主義陣営が連携して、共産主義独裁体制を封じ込めなければならない。さもなければ、ドミノ倒しのように一国づつ中共陣営に取り込まれ、世界は暗黒社会になってしまう。




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