日本をぐるりと航海する中露艦隊・・・前例のない行動に危機感示す専門家「日本は本気でやってくる相手に対処できず」

日本をぐるりと航海する中露艦隊・・・前例のない行動に危機感示す専門家「日本は本気でやってくる相手に対処できず」

https://www.epochtimes.jp/2021/10/80935.html

防衛省は23日、中国とロシアの海軍駆逐艦など計10隻が、鹿児島県・佐多岬種子島間の大隅海峡を22日に通り、東シナ海に向かったと発表した。中露艦艇が同海峡を通過するのは初とのこと。前例のない行動が立て続けに起こるなか、専門家は安全保障能力をさらに強化する努力が必要だと提言している。
中露艦隊、九州海域通過し東シナ海
フリゲート艦やミサイル駆逐艦からなる10隻の中露艦隊は津軽海峡を18日に通過し、伊豆諸島を経由して日本の太平洋側を航行した。
中国のミサイル駆逐艦は23日午前10時ごろ、長崎県男女群島の南南東約130キロの海域で艦載ヘリコプターの発着艦を行なったため、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させた。いずれも海峡の狭い公海を通過しており、領海侵入はないという。
中国国防部およびロシア国防省は23日、中国軍とロシアが西太平洋で17日から23日まで、「合同パトロール」を実施したと発表した。
ロシア国防省は声明のなかで、パトロール任務について「ロシアと中国の国旗を掲げて両国の海洋経済活動を保護することだ」と説明した。また、「艦艇の一団は初めて津軽海峡を通過した」とし、航行距離は1700海里(約3150キロメートル)だったと明らかにした。
これに先立ち、中露海軍の10隻は今月14日から17日まで日本海で二国間演習を行なっている。対機雷作戦や、模擬敵艦艇に対する砲撃など、20種あまりの共同訓練を行なった。
日米の連携はいまだ限定的
中露艦隊が津軽海峡を初めて通過するなどの前例のない事態が発生するなか、専門家は、日本は周辺の脅威に対応しうる安全保障能力を一層強化すべきと指摘する。
日本戦略研究フォーラムの上級研究員であるグラント・ニューシャム氏は、大紀元英字版「The Epoch Times」の取材に対し、「自衛隊は本気でやってくる相手との戦争に必要な能力をまだ備えていない」と述べた。

(以降、URL参照)



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【感想】

国家の威信を失墜させる侮辱行為である。これは看過できない。猛抗議と憲法改正そして防衛費倍増で対抗しなければ、かえって戦争の危険性が高まる。中国とロシアは本質的には仲が悪い。津軽海峡を通過した後に日本列島を1周した。この様な示威行為を世界に向けてアピールする狙いは何だろうか。岸田政権は言うに及ばずバイデン政権も習近平プーチンから見下されている。これを放置すれば、かえって国益を損ねる。




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