ウクライナ軍、ザポロジエ州露軍拠点へ攻撃強化 反攻へ下準備か

https://www.sankei.com/article/20221216-7FIMHEKQNRP7JP23IVHVIM3XXA/

ウクライナ参謀本部は15日、ロシアが一方的に併合を宣言した南部ザポロジエ州の露軍拠点に砲撃を行い、露軍の弾薬庫2カ所や自走砲2両を破壊したと発表した。ウクライナ軍は最近、面積の約7割が露軍の支配下にある同州の露軍拠点への攻撃を強化しており、同州での本格的な反攻作戦の開始に向けた下準備だとの見方が出ている。
南部の戦線では、ウクライナ軍が11月、ヘルソン州の州都ヘルソンを含むドニエプル川の西岸地域を奪還。ただ、露軍は同川の東岸地域を要塞化し、ヘルソン市など西岸地域に砲撃を続けている。ウクライナ軍は渡河を強行すれば損害拡大が避けられないことから、まずは同川東岸地域に位置するザポロジエ州を奪還し、その後、同州を拠点としてヘルソン州の残る露軍の支配地域に前進する狙いだとみられている。

ザポロジエ州を巡っては、ウクライナ参謀本部が13日にも、過去数日間に要衝のメリトポリやエネルゴダルなどの露軍拠点に砲撃などを行ったと発表。メリトポリでは露軍の司令部を破壊したほか、一連の攻撃で露軍の自走砲3両を破壊し、露軍兵約150人を負傷させたとしていた。

一方、ヘルソン州のヤヌシェビッチ知事は15日、ヘルソン市が同日、露軍の大規模な砲撃を受け、市内の電力供給が完全に途絶えたと発表した。医療施設も砲撃され、救急隊員と市民の計2人が死亡し、市民2人が負傷したという。ウクライナメディアが伝えた。








【感想】

2月に開戦したウクライナ戦争も間もなく年を越そうとしている。核保有する常任理事国による武力侵攻という前代未聞の事態を受け、世界秩序の再構築に大きな影響力を与えた。専守防衛に関する議論が活発になり、核武装に関する議論も見られるようになった。ロシアvsウクライナの背後にロシアvs NATOがあることは一目瞭然であるが、その奥にDSがどれだけ絡んでいるのか中共がどこまで踏み込むのか誰も断言できない。アメリカ大統領がバイデンという頼りにならない弱いリーダーだったのでウクライナ戦争が始まり、仲裁することもできない。可哀想なのは戦場とされたウクライナ国民であり、核戦争の脅威に晒されている人類である。プーチンによる核威嚇は露軍・米国・中国に対する牽制であるが、一歩間違えれば取り返しのつかない大惨事となる。




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