反乱の露傭兵部隊、南部の重要施設を占領か プーチン氏は正規軍と特殊部隊で防衛

https://mb.epochtimes.jp/2023/06/158489.html

ロシア民間軍事会社「ワグネル」創設者のエフゲニー・プリコジン氏は24日、同国の連邦保安局(FSB)が自身に対する捜査を開始したことを受け、配下の部隊を重要都市ロストフ・ナ・ドヌーに進入させたと発表した。軍司令部など重要施設を占領し、ショイグ国防相らとの面会を求めた。プーチン氏は首都モスクワの防衛を固め、緊急テレビ演説で反乱に厳しく対処すると述べた。
ロストフ・ナ・ドヌーはロシア南部ロストフ州の州都であり、ロシアの南部軍管区司令部が置かれている。プリゴジン氏は現地時間24日、飛行場を含む市内の軍事施設を占領したと発表、ショイグ国防相とゲラシモフ参謀総長に面会を要求した。両氏が応じない場合には、モスクワに進軍するとも語った。








【感想】

ウクライナ紛争では、ロシアの傭兵部隊ワグネルの創設者プリコジンがショイグ国防相と権力闘争し、バフムートの戦いでワグネルが貢献したがショイグが武器弾薬をワグネルに渡さず、対立が深まった。プリコジンがクーデターもどきの騒動を起こしたが、プーチン咎められ、窮地に陥り、ベラルーシに逃亡した。世界は激動期に入り、1日で情勢は激変する。いずれにせよ、戦時中のロシア内部は大混乱となり、収拾は不透明である。核管理はプーチンが抑えているので、深刻な危機とは思えないが、ロシアの国力低下は否めない。これで国連常任理事国を継続するなら、国連自体の影響力も低下する。既に世界はグローバルサウスを軸に動き出しているようにも感じられる。




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