北弾道ミサイル 400キロ飛行 米原潜入港に反発か

https://www.sankei.com/article/20230725-UWG54FXMKZNPDJLBFOTTMBXQC4/

【ソウル=時吉達也】韓国軍合同参謀本部は25日、北朝鮮が24日午後11時55分(日本時間同)から25日午前0時ごろにかけて、首都平壌周辺から日本海に向け短距離弾道ミサイル2発を発射したと明らかにした。それぞれ約400キロ飛行したとしている。日本政府によると、ミサイルは日本の排他的経済水域EEZ)外に落下したとみられる。
米韓は「核の傘」に象徴される拡大抑止の強化を目的に戦略兵器の朝鮮半島展開を活発化させており、核ミサイルの搭載可能な米原子力潜水艦が18~21日、韓国南部の釜山に入港したのに続き、24日には原潜アナポリスも南部の済州(チェジュ)島に入港。反発する北朝鮮朝鮮戦争(1950~53年)の休戦協定締結から70年となる27日を前に、示威行動を強めている。

日本の防衛省によると、1発目は約350キロ、2発目は約400キロ飛行し、最高高度はいずれも約100キロ。日本政府は北京の大使館ルートで北朝鮮に抗議した。

北朝鮮は19日未明にも同様に短距離弾道ミサイルを2発発射。20日には、核兵器使用の可能性に言及する国防相談話を発表していた。22日に朝鮮半島西側の黄海に向け発射した巡航ミサイルを含めて深夜・未明の奇襲発射を繰り返し、核戦力の実戦能力を誇示している。








【感想】

半島情勢は、ウクライナや台湾以上に不透明感がある。それは、独裁者金正恩の思考・判断・感情が読みづらく、彼ひとりの暴走で何でもできる国家体制だからである。しかし逆に金正恩を抱き込み、日米韓陣営に引き込めば、中露にとって、これほど嫌なことはない。いつ暴発するか分からない北の核が抑止力にもなり得る。アメリカ核搭載原子力潜水艦の韓国寄港が状況をどう変化させるだろうか。終末には、全てが混沌となり、一寸先が闇である。




by ロード



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