今後の朝鮮半島の動向について

馬渕睦夫『和の国の明日を造る』第57回「テーマ:続・マスゴミ化したマスコミ」



開始後57分〜60分


【内容】

北朝鮮が韓国を吸収するのとアメリカが北を潰すのと、どちらが早いかは本質的な問題だ。

オバマまでのアメリカは北と対決しているフリを装って、実は北に南を吸収させようとしていた。これがネオコンの朝鮮戦略だったが、明らかに異なる考えを持ったトランプが大統領となった。トランプ大統領は、理不尽な北は潰すという考えを持っている。共和党の主流派はネオコンにつながっているのでトランプ大統領の足を引っ張っているが、現在、トランプ大統領は、CNNを始めとするメインストリームメディアに対し優位に立ちつつある。しかし、ネオコン派の旧勢力は、まだ諦めていないので、トランプ大統領の決断を遅らせている。戦闘がいつ始まるかは分からないが、トランプ大統領は、北を正常化させたいと思っている。ネオコンは北が無法国家として存在することに利用価値があると見なしてきた。最後のせめぎ合いをしている。



【感想】

朝鮮半島の運命は、主にトランプ大統領とネオコンのせめぎ合いに掛かっていると言う馬渕先生の意見でした。つまり、金正恩の挑発や習近平の制裁は副次的な要因と思われ、文在寅の意見は蚊帳の外である。

さらに、より本質的な観点としては、この質問に対して第3の可能性について言及されなかった点である。すなはち、現状維持が継続するとか、韓国が北を吸収する話が出なかったので、その可能性はないと思われる。北に吸収されて共産化されるか、戦禍にまみれて難民の憂き目に会うか、いずれにしても悲惨な未来だけが予想される。


by ロード


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