アジア・オセアニアで反中勢力の巻き返し

【DHC】5/11(金) 上念司×大高未貴×居島一平虎ノ門ニュース】





開始後92分〜102分

【内容】

マレーシアは92才で反中のマハティール氏が勝利した。親中で前職のナジブが選挙直前まで有利だったが、大逆転で親中政権を倒した。一昨年の台湾の蔡英文がアジアにおける反中政権誕生のスタートを切った。ベトナムは共産政権で選挙はない。フィリピンのドゥテルテは親中と見られていたが日本を尊敬している。インドネシアでも親中派が失脚した。オーストラリアでは中国の不正工作を暴いている。ニュージーランドでも親中派が窮地に立たされている。タイの軍政は親中で民政のタクシンも親中だ。カンボジアも親中、ラオスも親中、ネパールも王族が倒された親中である。台湾の蔡英文政権は安倍首相が支えた。日本は親中の政治家が多い。






【感想】

マレーシアと台湾は、対中国の砦となり力強い。ただ上念氏の言うように反中政権樹立ドミノとなるかは不透明である。大半の親中勢力は、中国の裏金にすり寄っていたり、中国軍の脅威に怯えている連中であり、信念はない。


東南アジア情勢を聞きながら、中国軍のA2AD(近接阻止・領域利用拒否)は戦略として既に成り立たず、南シナ海のサンゴの上に築かれた人口島の要塞化は困難であり、巡航ミサイルの的になるだけ、など興味深い内容もあった。


近隣地域で、これだけ中国離れが進んでいると言うことは、各国が欺瞞に満ちた一帯一路などから、中国の魂胆を見抜くようになってきた。日本は安倍首相を前面に立て、日米同盟を基軸としたインド太平洋戦略が、結局のところ、この地域の各国にとって最も有益であると地道に説明し訴えて行けば良い。そして、この地域の安定の観点からも憲法9条の改正は必要である。




by ロード



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