韓国総選挙与党圧勝、将来に暗雲が立ち込める

韓国総選挙 与党180議席で圧勝 革新系の単独過半数は16年ぶり  コロナの不安が文政権に力

https://www.sankei.com/smp/world/news/200416/wor2004160013-s1.html

【ソウル=桜井紀雄】15日に投開票が行われた韓国総選挙(定数300)は16日も開票作業が続いた。与党「共に民主党」は、系列の比例代表政党「共に市民党」と合わせ、改選前の128議席から50議席以上伸ばして180議席の獲得が見込まれ、圧勝した。革新系政党が単独で議席過半数を得たのは2004年の総選挙以来、16年ぶり。

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で不安が高まる中、有権者が現政権による安定的な国政運営を望んだと分析されている。

国会で5分の3である180議席を占めれば、法案処理で極めて有利になる。ただ、文在寅ムン・ジェイン)大統領はいわゆる徴用工判決問題などで従来の立場を維持するとみられ、日韓関係の劇的な改善は期待できそうにない。

 与党は小選挙区で首都圏の激戦区の多くを制し、163議席を固めた。比例でも共に市民党が17議席を得る可能性が高い。

 特にソウル中心部の選挙区では、与党の李洛淵(イ・ナギョン)前首相が、最大野党「未来統合党」代表で元首相の黄教安(ファン・ギョアン)氏を20ポイント近い大差で破った。李氏は次期大統領選の有力候補と目され、「ポスト文在寅」に向けて弾みをつけた形だ。黄氏は15日深夜、敗北の責任を取るとして辞任を表明した。

 未来統合党は、昨年まで院内代表として黄氏とツートップを務めてきた女性有力候補の羅卿●(=王へんに援の旧字体のつくり)(ナ・ギョンウォン)氏も落選。系列の比例政党と合わせても103議席にとどまる見通しで、執行部の責任を問う声が高まりそうだ。

 一方、脱北した北朝鮮の元駐英公使で、未来統合党公認候補としてソウル市内の小選挙区から出馬した太永浩(テ・ヨンホ)氏は当選。脱北者でつくる比例政党「南北統一党」は議席獲得はなかった。共に市民党からは元慰安婦の支援団体前代表、尹美香(ユン・ミヒャン)氏が当選を決めた。










【感想】

奇跡を信じて闘ってきた保守系にとっては残念な結果が出た。率直に申し上げて韓国内から立て直しを図る時期は過ぎ去った。志しを抱く愛国者は一旦、国外退避し捲土重来を期し再起を図るべきである。かつて合法的選挙でヒトラーが登場し、ドイツ国民がナチスを歓迎し、滅びの道を突き進んだ時代と重なる。既に敵はルビコン川を渡って迫ってきた。サイゴン陥落の日に逃げ遅れないようにご注意ください。ところで日本において、愛国者の言論バトルが展開され、感染者・入国者・入院患者数の国籍開示を要求している。もし中国人にベッドを占有されれば、日本人の重篤患者が見殺しにされる懸念がある。法務省は特段の事情で入国した者の7割は航空機クルーだと説明したが、その半数は中国人でもあり胡散臭い。首相と同レベルの力を持つ親中の大物政治家の影を感じる。ただし事実レベルで勘違いがあり、誤った情報を発信した場合には、訂正しないと、愛国活動とデマ情報が同じ類に見られて、水を差すことになるので注意が必要である。また現在、中共ウイルスに関してアメリカ・イギリスなど8ケ国が習近平国際司法裁判所に訴訟する動きがある。日本も参加して、戦後の連合国に加わるべきである。さもなくば選挙で中国寄りが明確となった韓国と同じ運命になってしまうかもしれない。





by ロード




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