最終TV討論会の分析評価、トランプ大統領の大勝利

開始後88分〜89分など


最初の3分間



開始後7分〜20分



「互角の勝負」最終盤で踏みとどまったトランプ氏 黒瀬悦成

https://special.sankei.com/a/international/article/20201023/0001.html

トランプ米大統領は命脈を保った。少なくとも、11月3日に控える大統領選の投開票日を前に再選の可能性を自ら封じる最悪の事態に陥るのは回避した。

 トランプ氏は、9月29日に実施された1回目の候補者討論会で、民主党候補のバイデン前副大統領や司会者の発言を何度もさえぎって一方的に持論を展開した「常識破り」の戦術が災いし、支持率を一気に数%も落とした。



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【抜粋及び感想】

バイデンこそフラフラになりながら、KOを免れて試合終了を回避し踏み止まったと言える。上念司氏と及川幸久氏は、下記のように分析した。フラッキングとは、シェールガス採掘技術であり、バイデンは環境への悪影響からフラッキングを禁止すると常々主張していた。ところが討論会で突然「フラッキングには反対していない」と発言した。トランプは「反対と言っていた動画を公表する」と言うとバイデンは「連邦の土地では・・」と歯切れが悪く、優柔不断な印象を残した。さて、バイデンから「パンデミックにプランがない」と突っ込まれるとトランプは「プランはあるよ、ひとつはワクチンだ。あなたこそ豚インフルエンザの対応は酷かった」と切り返した。そして「バイデンは副大統領として8年間もホワイトハウスにいたが、何の実績も出していない」と切り捨てた。それからバイデンから「大統領は『パンデミックで責任はない』と言った」と責められるとトランプは「私は全責任を負う。ただこれは中国の過ちである」と切り返した。またトランプは「バイデンはシャットダウンを強調するが、厳しくシャットダウンをした民主党の知事の州は、死者が増えた」と反撃した。極め付けにバイデンは「ジュリアーニはロシアの手先だ」と主張し、間接的に「ハンターのパソコン疑惑は、ロシアの選挙介入だから、皆さん騙されないでください」と訴えた。これに対してトランプは「あなたの家族こそロシアから金を貰っていた。私はロシアから金は貰ってない」と打ち返した。バイデンが納税疑惑を突くとトランプは「税金は前払いで払っている。ロシアゲートという魔女狩りを3年間して、FBI国税局が私の脱税疑惑の潔白を証明してくれた」と切り返した。そして本丸の外国からの賄賂ではトランプが「能力も経験もないハンターがウクライナのプリスマの役員となり、前金3億円・月収2千万円を貰った」と攻めるとバイデンは「多くの人が調べて、何の問題もなかった」と説得力のない返事をした。中国の賄賂についてトランプは「私は2015年に中国の事業をやめてから大統領選挙に出た。あなたが副大統領になってから、あなたの家族は中国ビジネスで儲けた」と主張した。結局、最終TV討論会は、客観的に見てトランプ大統領の大勝利に終わった。





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