米議会襲撃受け厳戒 コロナ時代の大統領演説は異例づくめ

米議会襲撃受け厳戒 コロナ時代の大統領演説は異例づくめ

https://www.sankei.com/smp/world/news/210429/wor2104290012-s1.html

 【ワシントン=大内清】バイデン米大統領による28日の施政方針演説は、新型コロナウイルスの感染対策と、1月に起きたトランプ前大統領の支持者らによる連邦議会議事堂襲撃事件を受けた厳重な警備という異例な状況が重なる中で行われた。

 演説会場の下院本会議場にマスク姿で入ったバイデン氏は、出席者たちと拳を合わせるあいさつを交わしながら登壇。同氏の後ろには、上院議長を務めるハリス副大統領と、民主党ペロシ下院議長が並んだ。上下両院の議長を女性が占めるのは米史上初だ。

議場に入れる人数は、出席者同士で十分な距離をとれるよう200人程度に制限された。出席議員が大幅に絞られ、閣僚もブリンケン国務長官とオースティン国防長官に限定。議員たちが家族や友人らを招待する慣習も今年は禁じられた。米CNNテレビは、民主党では出席者を選ぶくじ引きが行われたと伝えた。

 施政方針演説や一般教書演説では、政権が訴えたい政策を象徴する人物がゲストとして招かれ、大統領夫人とともに演説を聞くのが慣例化している。

(以降、URL参照)



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【感想】

確かにバイデンの施政方針演説は異例ずくめであった。特に敗れた候補が大統領として演説することが最大の異例であった。そして演説の多くを、新型コロナウイルス禍への救済策の成果のほか、人種差別への取り組みや警察改革の推進、銃器犯罪の抑止などといった内政上の課題に割いた。急進左派的な主張が目立ち、共和党のみならず民主党穏健派の反発も呼びかねず、今後の政権運営は容易ではないことが判明した。そもそも正当性のない大統領にリーダーシップは期待できず、アリゾナ州では不正投票疑惑を再集計して調査することを阻止するため百人以上の弁護士を投入する姿は恥ずかしい。真のリーダーの登場が先か、内戦あるいは外国との戦争の勃発が先か、緊迫の時代となった。そしていよいよ待望のトランプ前大統領が5月からラリーを再開する。まずは共和党内の裏切り者退治となるが、米国民がバイデンとトランプのどちらを、より支持しているのか、このラリーを通して再確認することができるはずである。




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